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▲1月21日(水)▼
娘が昨夜熱を出した。カミさんは伝票の締めが近いので休めないし、私も午前中は客先で打ち合せの予定が入っている。病児保育も空きがないようである。一夜明けた今朝は元気である。体温も下がっている。何かあったら私の携帯に電話してもらうようにして保育所に行ってもらうことにする。今日は彼女が楽しみにしてたお誕生会なので、半日くらいなら頑張ってくれるだろう。
客先への移動途中で時間が余ったのでブックオフに寄る。洋書のワゴンセールをやっていた。どうも洋書のコーナーが閉鎖されたらしい。中学に入る息子のために英語のマンガでも買ってやろうかと思ったのだが、ワゴンセールなのにぜんぜん安くなってないようである。ドラゴンボールの英語版が1000円ってのは、どういうことだ。スラダンが300円だったので買おうと思ったら…中国語でした。やっぱり子供に英語を勉強させるためにマンガを…と考える親が多いんでしょうか。
けっきょく、「最遊記」というマンガの英語版第1巻が500円だったので買う。わざわざ翻訳して出版してるくらいだから、箸にも棒にもかからないような作品ではないだろう。でも、amazonのレビューとか見ると、なんとなく女性に受けてるような気配が。…むむ。
客先で打ち合せをしていると、携帯に会議中に電話が入った。ディスプレイを確認してみると、保育所からだ。心配していたことが起こったようである。午前中いっぱいくらいは保つんじゃないかと思ったんだがな。会議が終わってからビルの出口で電話をかけると、やはり娘が発熱したそうだ。昼過ぎに迎えに行くとお伝えする。
客先からは乗り換えが2回で歩く距離も長いので、かなり時間がかかる。移動中に携帯から自社のグループウェアに接続し、上司に午後は休みにして直帰する旨メールする。娘が水分補給をするためにレモンティーを買おうと思い立って何軒か薬屋に入って探す。3軒目くらいで見つけたのだが、最寄り駅近くのスーパーに入るとそれより安く売っていた。金も時間も無駄にしちゃったなあ。
息を切らせて保育所に着くと、私を認めて保健室から女性が出てこられた。話によると、熱が出たときは表情もなくなって元気がなかったのでベッドで寝かせていたそうなのだが、そのうちに「おなか、すいた」と言いだして保健室を出て行ったとか言っている。何じゃそりゃ。私が仕事を早退して迎えに来てやったというのに。
先生たちと歩いていると、娘がやってきた。抱きついてくる。早く帰れるのが嬉しいようだ。ふだん通りの彼女である。まあ、帰るための準備も、すべて自分でやってくれていたみたいだからいいんだが。それでも、昼食はそれほど食べなかったらしいが。
家に戻って娘にどこで寝るかと訊くと階下で寝たいというので、布団を持って下りて居間の隣に敷く。娘が寝ているのでテレビも観れない。まあ、彼女が寝室で寝てても呼ばれたら聞こえるように音は出せないんだが。パソコンの前で静かに過ごすのであった。
▲1月22日(木)▼
引き続き娘は熱がある。カミさんは仕事を休めないので私が有給休暇を取って娘の面倒を見ることにする。私の方は不況のせいで仕事が暇なのである(おいおい)。息子も微熱があり、しんどいというので休ませることにする。
二人とも休んでいるのをこれ幸いと、子供たちを寝室に上がらせる。それで私は自由にできると思ったら、朝食を食べると眠くなってコタツに入ったまま眠ってしまっていた。せっかくの自由になる時間を…馬鹿だとしか言いようがない。
今日は歯医者に行く予定だったのだが、明日も行けそうにないので来週に延期してもらう。義歯を装着すると内側の前の部分が歯茎に食い込んで痛いので早く対応してもらいたいんだがな。でも、子供が熱を出しているのでは仕方がない。
電話がかかってきた。カミさんの実家からである。休んでいる息子のためにラーメンを作るということである。子供たちが起きてきたので伝えると、息子は喜んで行くようだ。しかし娘は「おなか、すいた」と言いながら起きてきたのに、食事は我が家で食べるという。昨夜のお粥は息子がほとんど食べてしまっているので、その残りとかカップうどんとかを食わせて過ごす。インフルエンザでないようなのはよかったのだが、中途半端に元気なので相手するのが大変だ。
またお義母さんから電話がかかってきた。娘も呼びつけられたので暖かくして行かせる。しかし、帰ってきてから額を触ると熱い。体温を測ると38度である。うーん、向こうでは安静にしてなかったのだろうか。
▲1月23日(金)▼
まだ娘を保育所に行かせるのは無理なので、今日も私が休んで彼女のお世話である。遅くまで起きてこないので、その間にニコニコ動画を観て過ごす。久しぶりだなあ。最近は日記を更新するので精一杯だったからなあ。
以前書いたように台湾の人がイラストをつけたりアンサーソングが作られりしたあの曲だが、今度はそれを漫画化した人が現れたようだ。すごいなあ。こういう世界では、人の心を動かすものを作れば、波紋がどんどん拡がってゆく。
ループしる
娘はだるそうにしているが寝るのを嫌がる。一緒に寝室に上がろうと言うと却下しなかったので、抱っこして上がる。隣同士の布団に入ると手や脚をこちらに突っ込んできたりするので、それを握ったり喋ったりしながら寝る。
今日は一日かけて掃除ロボット購入のための調査をしていた。カミさんはなぜか家に戻ると靴下を脱いでしまう人なので細かいゴミに敏感で、私が食事をしていても急に思い立って掃除を始めたりするのである。自動で小さなゴミを除去できるなら、そういうことも少なくなるかなという希望である。まあ本当は「ロボット」という言葉に惹かれたせいなんだが。
しかし、調べていて思ったのだが、型番で検索しても引っかかるのはショッピングサイトとかアフィリエイト目当てのブログ(商品説明をコピペしてリンクを張っただけ)ばかりで、実際に買った人の感想がほとんど見つからない。けっきょく、amazonのカスタマーレビューか価格.comのクチコミしか有用な情報が得られない。何ら有用な情報を提供せず、ただ「売らんかな」のサイトでは誰もモノは買わんと思うんだが。これもスパムだ。けっきょく、カネ目当てのページが群がって全滅するパターンか。イナゴが大量に飛んでるようなもんだな。迷惑なことである。
最終的には、SO-Zi CZ-901Rとどちらにするか迷ったが、FALTIMA030にする。SO-Ziの方が売れてるようだが、畳ではこちらの方がよさそうだ。
▲1月24日(土)▼
娘が「んー」「んー」と声を出しているので気がついた。時計を見ると3時である。カミさんはまだ寝てない。娘が寝ているベッドの中を覗き込むと、どうやら鼻水が詰まって苦しんでいるらしい。洟を拭いてやると、さらに鼻をかみたい様子である。ティッシュを鼻に当てて片方の穴をふさぐと、「ふんっ!」と盛大に吹き出す。それでも満足できないようで、10回近くティッシュを取り替えさせられた。
今日はカミさんも休みなので、耳鼻科に行く。先週は息子の受験につきあってたので行けなかったからな。午を過ぎてもカミさんと娘は起きてこないので私一人で家を出る。今日はけっこう待たされた。
医院からの帰りにスーパーを廻って安いものを探す。雪が降ってきて、目の前が真っ白になるくらいである。そういう天候の中、3店舗を廻ったのだが、ブルガリアヨーグルトの500gが105円だったのを数量限定で1個買えただけだった。
それだけではあまりに哀しいので、もう一軒行ってみることにする。このあたりで最も安いと認識されている店の近くなので最近は行ってなかったのだが、入ってみるとけっこう目玉商品がある。カゴメの野菜ジュース1リットル紙パックが178円だった。これは安い。通常価格の半値近くである。その他にも賞味期限が近づいて半額になっていたヨーグルトとかプリンとかを買ったが、家に戻ると子供たちが争うように食べてしまう。
私は家では「じゅうやく」というお茶を常飲しているのだが、その在庫が無くなった。そのため買い置きの緑茶2リットルパックを出してきて飲んでいるせいか、それほど眠くない。今日は娘も元気だし午後はHDD&DVDレコーダーに録画した番組を観て過ごす。まずは「とらドラ!」の1回目「踏みだす一歩」である。いやー、今回も良かったですねえ。みんなカッコいいぞ。
カミさんにどういうモノなのか訊かれたので、続いて「夜桜四重奏」の2回目「キミノナハ」を観る。やっぱりどこかで見たような設定とかキャラである。それに代々続けている「お役目」を祖父が英語で呼んでるとか、リアリティを出そうという態度が見えない。まあ、観ていてツラいというほどでもないので、もうしばらく続けて録ってみるか。
続いて「とある魔術の禁書目録」の15回目「御使墜し」を観る。今回はかなり笑えた。でも、やっぱりこの世界観が理解できない。なんで天使が降りてくると人物の外観が入れ替わってしまうわけ? 「魔法」だと言われればそれで終わりなのかもしれないが、それにしても…
最後に「宇宙をかける少女」の2回目「異界からの使者」を観る。うーん、2回目を観ても訳が解らん。サンライズだしSFなんだが、これは見続けられないかな。それに何だあの「イノちゃん」とか呼ばれてるウチの娘が描いた絵みたいなヤツは? (いま調べてみたら「イモちゃん」だった)アシスタントロボットのような雰囲気だが、そういうのが視聴者に理解できるように造ってあるとは思えない。
▲1月25日(日)▼
今日はカミさんが原稿をするということで、私と子供たちは居間から追い出される。録画した番組を隣の部屋で観るようにと言われてDVD-RWを渡された。
それで娘が観る「プリキュア」と「絶対可憐チルドレン」に加えて私が観る可能性があるものを入れて焼く。娘が起きてきてそれを渡したが、再生できないと言ってきた。前のHDD&DVDレコーダーに入れると、すぐに吐き出されてしまう。なぜだ。それで例によって記録面を見てみると、これもひどく汚れていたのでティッシュで拭き取る。そうすると、問題なく再生できるようになったのだった。DVDって、こんなに指紋に弱かったっけ。BDは大丈夫か?
息子のはいる中学は英語の授業についてゆくのが大変だという情報を得たので、基本的な知識を教えておくことにする。以下のような順番で教え始めた。
ここまで来たところで頭がパンクしたようである。少しずつ教えていくしかないか。それとも、中学レベルでは理論を教えるより反復して身体に叩き込んだ方がいいのか?
▲1月26日(月)▼
朝起きて昨夜録画していた「明日のよいち!」の冒頭数分を見てみたが、どうもお子ちゃま向けのような感じである。オープニングで女性キャラが脈絡なく裸になるのもイヤンな感じ。裸しか「売り」が無いのか、って感じですな。これはきっと私の好みではない。
今日はデンタルクリニックに行く。義歯を装着すると痛いので早く行きたかったのだが、娘の発熱で延期になっていたのである。
前回から半年経過しているということで、左下のレントゲンを撮られる。歯根に太い柱が入っているので、歯根の壁が壊れる恐れがあるそうである。そうなると黒い影ができるということなので、そうなってないことを祈る。開けて治せないものかと思ったのだが、ブリッジを外したときに歯根が壊れる恐れがあるので、現状で保存的に様子を見るしかないとのこと。時限爆弾を抱えているようなもんだな。
右下の義歯だが、前と後ろの2箇所で支えているので、どうしてもその軸を中心にローリングするような動きになってしまうそうである。それでインプラントを勧められた。残っている歯が20本になると以降は毎年1本ずつ欠けてゆくという統計結果があるそうで、歯の本数が減るとどうしても残っている歯に負担がかかるということだ。今のままでは左下のブリッジを支えている歯に負担がかかるので、ひじょうに危険な状態のようである。右下にインプラントを入れると左下の負担も軽減されるということなので、義歯を入れてからの不便さやストレスを考えると、ヘソクリをはたいても入れるべきなんだろうな。
今日は大変だった。久しぶりに出勤したというのに2社のお客様でトラブったため、並行して障害対応に忙殺される。帰りの電車の中でもソフトベンダの担当者と電話していて、最終的に駅の駐輪場で電話を切ったときには23時を過ぎていた。対応中は心拍数も体温も上がっていたので、冷やした緑茶を大量に飲みながら情報収集とか客先担当者との対応とかをしていた。いや疲れた。こんなに疲れたのは何ヶ月ぶりだろう。
小松先生の日記が更新されていた。ずいぶん久しぶりだなと思ったら、半年ぶりですか。しかも今までは毎月1ページずつ追加されてたのが、今回は昨年の後半分を一挙公開。1月あたりの記述量は1〜2行だったりする。公式行事も欠席されてるようだし、これは、そろそろ最悪の事態も覚悟しておいた方がいいのかも。
▲1月27日(火)▼
今朝も寒い。カミさんと息子が起きて下りていった後、ベッドから娘を取り出し、丸まっているのを両手両脚で抱え込んで暖を取る。あー、幸せ。昨日は再起不能になってしまうのではないかと思うくらい疲れ切っていたのだが、一晩寝ると何とか出勤可能なレベルには回復したようだ。
しかし、いざ出社してみると、やはりダメージを認識する。背中に付いている肉の重量が3割増しくらいになっているように感じる。トイレで鏡を見ると、白髪も増えたような感じだ。
帰りに安い英和辞書がないかとブックオフに寄るが、安いもので500円だった。これだったら、自分が学生時代に使っていたものを発掘した方がいいかな。しかし、児童書のコーナーを見てたら「絵を見てまなぶ小学生の英語」という本があったので手に取ると、カミさんがこういう本が欲しいと言っていたような内容である。350円で定価の半額よりも高価いが、この値段ならまあ許容範囲だろう。ということで購入。母子で勉強してもらおう。
今日は帰りにLinuxザウルスで「とある魔術の禁書目録」の16回目「父親」を観る。おお、神崎ねーちん、萌え〜(とは本物のオタクは言わないらしいけど)。でも、この歳になると、裸よりもそれを見られた後の態度の方に萌えてしまうんだよなー。
帰りにあちこち寄っていたら遅くなってしまった。家に戻ったときには子供たちはもう寝室に上がっている。今日はカミさんが先に寝たので、パソコンを使いながら「明日のよいち!」の続きをテレビで流す。やっぱりストーリーには興味が持てない。主人公が姉妹だけの家に居候するというシチュエーションだけだな。それに萌えられれば観ていられるんだろうけど。
続いて「宇宙をかける少女」の3回目「黄金のソウルシャウツ」を観る。話は訳が解らんが、女性キャラの肉体の表現に妙に力が入っているように見えるので、1.5倍速で観る。早見しているせいもあるだろうが、やっぱりよくわからない。まあ、サンライズだし大化けする可能性もないとはいえないので、観なくとも録画して保存だけはしておくか。
▲1月28日(水)▼
今朝はまた、いちだんと寒い。どうにも耐えられなくて、息子の布団に潜り込むか娘を自分の布団に引きずり込むか迷った末、娘を抱いて寝る。朝起きてから、カミさんが昨夜は窓を開けたまま寝ていたとか言っている。そりゃ寒いはずだ。
今日は帰りにLinuxザウルスで「空を見上げる少女の瞳に映る世界」の2回目「逃げること」を観る。つい先日に初回を観たところだというのに、どういう話だったかほとんど印象に残ってない。今回で視聴を打ち切る決定をしようとして見始める。
「こちら」の世界で進行している「純愛」が、荒唐無稽ながらなぜか説得力がある。そして、「責任」という言葉をそれに絡めてくる。このへんは巧い。背景も美しいしキャラデザも何となく印象的だし…これも、もうしばらく観てみるかな。ということで、チェックすべき番組がまた増えてしまう。子供たちと観るものを除けば、週に5本くらいに抑えなきゃいけないんだがな。
息子がパソコンの画面を見ながら「こいつアホや」とか言っている。動画共有サイトでも見てるのかと思ったら、なんかテキストサイトを読んでいた。少しはインターネットの楽しみ方が拡がってるようだな。
「あまりにも間が悪い? キヤノンが“天下り”研究所に10億円」という記事が。また福井のボケが。ホンマにアイツはキャリア官僚出世街道のド真ん中を歩いてきてるだけに唯我独尊だ。たぶん恥ずかしいことをしているという意識もないんだろうな。ああいう人間になっちゃいけないよなあ。
「バッファロー、ピボットできるUSB対応7型サブディスプレイ」だそうである。しかし、やはり800×480ドットでは狭すぎる。せめてXGAにはできないものなのか。出てくる製品が全部こうだということは、部品やソフトが同じなんだろうな。これらが売れないとこれ以上のモノが出るのは期待できないか。だが調べてみると、SVGAの製品が。そうすると、XGAが出てくるまで待ちか。
▲1月29日(木)▼
今日、往きの電車の中で「ゴエモンのニッポン日記」をやっと読み終えた。架空の宇宙人の視点から見た1960年代当時の日本が描かれていて興味深いような懐かしいような妙な感覚である。この作品で描写された当時の日本における「理屈に合わない」点は、40年以上経った現在でも、あまり変わってないような気がするなあ。
帰りにはLinuxザウルスで「夜桜四重奏」の3回目「ソノカクゴ」を観る。前回も書いたように設定に甘いところもあるが、作画のクオリティが高いので観ていられる。そういう点でも、やっぱり「とある魔術の禁書目録」に似ているなあ。
昨日「800×480ドットでは狭すぎる」と書いたら、翌日に「SVGA表示の8型USBサブディスプレイ」のニュースが。SVGAですか…うーん。びみょー。以前はその解像度でやってたんだが、9年も前だからなあ。
▲1月30日(金)▼
今日は巡音ルカの発売日だったことを思い出して、出勤前にニコニコ動画で検索してみるとすでに曲が投稿されていた。げええ、早すぎる。早い人は昨日のうちに入手できてたのか?
今日は朝からメンタルクリニック。いつものように問診して処方は現状維持。薬局では、美人のねーちゃんを見ることができた。辞めたわけではなかったようだな。ただ、マスクを掛けてたので顔を充分拝めなかったのが残念。京橋駅前ではティッシュ配りをしているのは一人もいなかった。天気が悪いせいか景気が悪いせいか。そういえば、ここのところメンタルクリニックに行くときには天気が悪いことが多いような気がするな。
そして今日はデンタルクリニックにも行くことになっている。午前中は有休取得の扱いにしておいた方がいいな。今日はインプラントについて説明を受けたのだが、しばしば説明を中断して待たされる。他の患者の治療をしながら、その合間にこちらの説明をしているようだ。30分刻みで患者がやってくるんだから大変だ。けっきょく、終わるまでに1時間以上かかった。
歯ごとの寿命の統計を取ると(親知らずを除いて)いちばん奥の歯がいちばん短く、その手前3本がそれより4〜5年くらい長いらしい。つまり、いちばん奥の歯がまず失われ、それが欠けるとその他の歯に負荷がかかり、後を追うように相次いで抜けてゆくということらしい。経験的にもそうやって噛むことができなくなっていくのだという。
インプラント埋め込み時の身体に対する負担は親知らずを抜くよりも軽いということだ。ただ、骨を削るので響くことはあるらしい。施術する場所はこの医院内で、歯を削ったりしているところは一般的に空気がクリーンではないため別の部屋でドクターと助手は滅菌した服装で行うらしい。
危険性としては、10年で100回以上やって失敗は2回だそうである。最近は毎週やることもあるそうだ。私はアゴの骨に余裕があるので、まず失敗する心配はないと言われた。ただ、アゴの骨の形状や神経管の位置を立体的に把握するためにCTを撮ることにしているという。それに5万以上かかるらしい。
最大の問題は経済的な負担である。アゴの骨や歯茎の状態にもよるが、2本で75万〜85万くらいだそうである。下手すりゃ乗用車が買える値段じゃないか。前のドクターの説明では1本「30万以上」とか言ってて2本同時にやるなら倍にはならないんじゃないかと思ってたんだがな。これじゃあ、昼食代を切り詰めて貯めたヘソクリをすべて吐き出しても足りないかも。
埋め込むのは2本になるという。隣り合ったところを2か所も掘って大丈夫かと訊いたのだが、問題ないとの答えだった。インプラントを2本並べると、ネジが弛むことも少なくなるという説明である。イマイチ理解できてないんだが。
CTの撮影は装置のある病院に行かねばならないという。日取りは来週の金曜日に決まった。CTを撮るときに使用するという器具を作るために上下のアゴの型を取られる。それでも、今回は前回よりも請求額が安く、なんと240円! 1時間以上説明してもらってるんだけどなあ。やっぱり料金体系がおかしいような気がする。
今日は帰りにLinuxザウルスで「鉄腕バーディーDECODE:02」の2回目「Simple Twist of Fate」を観る。まだまだサワリである。話が転がりだすところまではいってない。だが、前回の犯人はすぐに明かされた。なるほど、動機は「復讐」ですか。今回も暗いシーンが多く、Linuxザウルスの画面では何をやっているのかよくわからない。まさか、携帯機器で見づらいようにこうしてるんじゃないだろうな。…しかし、エンディングのアニメーション、先週と違ってるような気がするんだが。
『金融界はけしからん! オバマ大統領、巨額ボーナス「無責任の極み」と激怒』だそうである。そりゃ「公的資金による資本注入を受けて経営立て直しを目指す金融機関の経営陣が昨年、1人当たり平均して約260万ドル(約2億3200万円)の報酬を受け取った」と言われれば何かが間違ってると思うよなあ。『「利益を上げ、賞与をもらう時期もあるだろうが、今はその時ではない」と戒めた』そうだが、儲かっていても未来にツケを回して得ているものなら恥ずべきことだよな。
『WBC、タイブレークは延長13回から』というニュースが。やはりタイブレークを適用しますか。もう延長になったら、どっちが勝ってもいいから早く決着をつけようということでしょう。テレビ中継の問題や球数制限もあるからな(実際にはいろいろと揉めたらしい)。打順を変えないというのはその方がいいでしょうね。個人成績の兼ね合いもあるから、こちらの方が公平でしょう。
▲1月31日(土)▼
昨日は巡音ルカの発売日だった。それで帰宅してからニコニコ動画にログインして検索してみると、何曲か上がっていた。さすがに1日目なので完成度が高いものはそれほど多くない。しかし、2曲も上げている人がいて、それが素晴らしい。音楽は展開がドラマチックだし映像もセンスが良い。世の中にはこんな人もいるんですねえ。その人の過去のオリジナル曲を聴いていたら、夜更かししてしまった。
それで今朝は昼前まで寝ているつもりだったのだが、カミさんに起こされた。歯医者でインプラントを入れるよう言われていることを話していたのだが、彼女や子供たちのかかりつけの歯科医に相談してくれたらしい。それで、その治療方針が適正かどうか診てみましょうということになったそうだ。
それで急いで朝食を食べ、医院に向かう。予約制だということなのに、かなり患者が待っている。流行っているようだ。診察室では椅子を3つ並べて診療していたし、かなり繁盛しているようである。呼ばれて診察室に入ると、「セカンドオピニオンって知ってますか?」と訊かれた。まあ、意味は予想できますけど(調べてみると、主治医の同意が必要みたいなんだけどね)。
口を開けると開口一番(重複表現ではない)「だいぶ空いてるねえ」と言われる。義歯がちゃんとフィットしていないらしい。「作ってどのくらいですか?」と訊かれるが、まだ数ヶ月でつい先日まで調整してもらってたなんて言えない。
しかも、ずいぶん汚れていると言われてしまった。毎日装着するときには歯ブラシでざっと磨いているし、前の医者でも行くたびに洗浄すると言われて預けてたんだがなあ。
奥歯が2本欠けていても、親知らずと前の歯2本にブリッジを架けるのが保険の適用だそうである。それだと前の健康な歯を削らなきゃいけないというのがイヤだったんだが。このドクターはインプラントにはあまり積極的ではないと言っている。口の中なので術後の衛生面で問題が出やすいのだという。
近所の別の歯医者に通っていたと思われていたようだが、職場近くのクリニックだと言うと「(大阪)市内の先生はインプラント入れたがる人多いからねえ」と言われた。まあ、京橋だといかにもテナント料が高価そうだからな。
そして治療方針を決めなければならない。作った義歯を捨てるのは勿体ないということで、これを調整して対応することになる。初診なのでアゴのレントゲンを撮られた。
2点で支えていることによるローリングに関しても、義歯の裾を長くして歯茎まで覆うようにすれば軽減できるということだ。フィットしてない件については、さっそく「やってみましょか」ということで調整される。こりゃもう前の歯医者には行けないな。今回も刺激性のある物質を塗られて嵌めることになるが、前の医者でやられたときのように舌の痛みに耐えられないというほどではない。
家に戻り、娘と耳鼻科に行く。天気が悪いのでカミさんに車で送り迎えしていただく。有り難いことである。
午後は録画していた「とらドラ!」の17回目「クリスマスに水星は逆行する」を観る。相変わらずのクオリティでございます。ああ、人の気持ちというのは、思うようにはならないものでございますなあ。
続いて「続・夏目友人帳」の1回目「奪われた友人帳」である。前作の評判が良かったのかなあ。予算も増えてるんじゃないかという気がする。妖怪が出てくるシーンでは、娘はかなり怖かったようである。
昨夜に夜更かしをしたせいか、眠い。どうにも耐えられないので寝室に上がって眠る。目覚めると21時。けっきょく、今日も何もできなかったな。
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