ホーム > 目次 > 日記 > 2006年 > 10月下旬
▲10月21日(土)▼
明日は子供会の遠足に行くということで、娘は保育所を休ませるそうである。それでカミさんも娘も遅くまで寝ている。それでも娘は10時過ぎに起きてきたので飯を食わせたが、カミさんは昼近くになっても起きてこない。仕事で疲れが溜まっているのだろうか。
息子は昼から久しぶりのソフトボールである。彼はしばらく行ってないので一緒についてきてほしいと言う。仕方がないなあ。私も幼稚園のときからやっていた書道を、小二のときにいちど叔父の家に遊びに行って休んだために行きにくくなって止めてしまったことがあったからな。グラウンドの中について行って背中を押してやると、なんとか参加する気になったようである。
娘はカミさんが猫を拾ってきて以来、ネコ化している。にゃーにゃー言いながら四つん這いになって歩き回っていたりするのである。「赤ちゃん返り」と同じなんだろうか。新参者に家族の愛情を横取りされたのでその真似をするという。そういう意味では彼女に猫耳を装着させれば似合うかもしれない。カミさんにそう言うと怒られてしまった。えー、可愛いじゃん。薄々の一般人としては「げんしけん」の世界に憧れたりするわけなのですよ。アナタもウサギの帽子を被せてたりガルデローベの制服を着せたいと言ってたりしたくせに。
今日から日本シリーズである。さすがにプレーオフと違って地上波で中継している。それで観ていたのだが、どうもファイターズの選手が緊張しているように見える。なんか、シーズン終盤からプレーオフにかけての勢いが無くなってるような感じが。やっぱり、慣れない球場というのも大きいのかもしれないなあ。パリーグの球場で始まったら、去年のロッテみたいに勢いでそのまま圧倒…ということになったのかもしれないけど。
それと、小笠原がなあ…。WBCのときにも感じたが、あのフルスイングはここ一番での確実性という点ではどうなんだろう。シーズンでトータルとしてみると結果を残しているが、「ここで何とかしてほしい」というときには意外と弱いタイプなんじゃないかと感じてしまう。そういうことを思ってしまうのも期待の表れなんである。頑張ってくれ。
▲10月22日(日)▼
今日は子供会の遠足でミカン狩りに行くことになっている。平日と同じ時間に起きる。ビデオカメラが必要かカミさんに訊くとあった方がいいと言うので、私はバッテリを充電して後から家を出る。集合場所にギリギリに着き、マイクロバスに乗ろうとしたら、ドアのステップの下に踏み台が置いてある。なるほど、こういうのもサービスだな。
目的地には1時間もかからずに到着。10時開場なのでしばらく待たされる。受付のところに、出るときに荷物の中身をあらためさせてもらうとか、入場料で損した得したとか言う人間は入るなとか書いてある。阿呆な客が多いんだろうな。
昼食までの時間はミカン狩り。畑に上がるが、すごい急勾配である。下を見ると立って下りるのが怖いような急斜面だし、土が軟らかいので崩れて滑る。カミさんが派手に滑ったところを撮っておけばよかったと思ったが、こちらも自分の足場を確保するので精一杯だったからな。
しかし、山の上から見ていても客がどんどん入ってくる。これだけの人間が入ってくるとなると、熟れたものはほとんど採られてしまっている。最初のうちは普通のミカンの味だと思ったのだが、2〜3個食うともう酸っぱさしか感じなくなる。これじゃあ、ミカン狩りと言ってもあんまり嬉しくないなあ。それで損したとか言う客が出てくるんだろうな。
しかし、どの木にも数十個の実がなっている。これだけの葉っぱの量でこれだけの実を養っていけるものなんだろうか。品種改良の成果なんだろうけど、なんだか奇形的なものさえ感じてしまうほどの景色なのである。
フィールドアスレチックもあるようで、息子はそちらの方に行っている。しかし、山の上にあるうえ施設の間を移動するのに高低差があり、それらで遊ぶよりも移動するのが大変なくらいである。これは付き添う親も大変だ。
昼食は焼き肉である。プロパンガスのコンロの上にドーム状の鉄板を乗せて肉を焼くのだが、温度が上がってくると油が派手に跳んで熱い。油の飛沫が数十センチも跳ねるのが見えるのである。小学校低学年の女の子にこういう状況で食べさせるのは酷だ。私などは持ってきていたジャケットに入っていた軍手を装着して食っていたくらいなのである。
カミさんが火を弱めようとして消してしまったので点火用のライターを持った人を呼ぶがぜんぜんやって来ない。それどころか、飲み物が無いので注文したのだが食べ終わってもコップは空のままである。施設にはどんどん人が入ってきているようで、従業員は戦場状態のようだ。大変だな。客が多いせいか、自動販売機での飲料の価格は下界と同じだったそうである。
娘がオシッコと言ったのでカミさんがトイレの建物まで連れて行った。食べていると入口のところから息子が呼んでいる。脚の痺れに顔をしかめながら行ってみると、女性用トイレがかなり混んでいるので男子用トイレに連れて行けとのカミさんの仰せであった。それで娘を連れてトイレの建物まで行ってみると、たしかに女性用は十人近く並んでいる。男性用の個室は現在入っているのが出てくるのを待てば入れるようである。
娘にオシッコをさせ、そのへんに触れるとイヤなので抱き上げて手を洗わせると、彼女は自分で洗いたかったと言ってゴネる。もうこうなるとどうしようもない。「そうか、バイバイ」と言って離れていっても彼女は追いかけてこない。しばらく物陰から見ていても、ずっと大声で泣き続けている。知らない人がいっぱいいるから目を離すわけにいかないしなあ。困ったもんである。カミさんと交代して戻ってきたときには、もうすでにコンロの火は消されていたのであった。
娘がアイスクリームを食いたいというのでカミさんと一緒に喫茶店に入る。私は息子を探しに行くが見つからない。たぶんフィールドアスレチックをやってると思うんだが、どこにあったのかわからなくなっている。私は雪山で遭難するタイプだな。山の中を探し回るが、高低差があるのでそれだけでヘトヘトになる。明日は仕事なんだがなあ。
やっと入口を見つけて上がってゆくと、やはり息子はフィールドアスレチックのところにいた。ちょうど綱に掴まって腕の力だけで進んで行く遊具をやっていたのだが、手を滑らせて腹から地面にダイブする。大声を上げて注目を集めている。恥ずかしいなあもう。これも撮っておけばよかった。
息子は掌にマメができて掴まるものはもうできないと言っている。とりあえず一通り遊んだということなので山から下りることにする。娘がアイスクリームを食べていると言うと自分も食べたいというので喫茶店に行く。その前に手と顔を洗わないとな。彼は顔まで埃で真っ白である。それで水道のところに行ったのだが、水が出ないのである。井戸水だということだから供給が追いつかなくなったか。これだけ人が来るのは想定外なんだろうな。トイレでは水が出るということだったのでそこで洗わせる。
喫茶店は「動物喫茶」かと思ったら「洞窟喫茶」だった。旧日本軍が薬品保管用に作った洞窟を喫茶店にしているらしい。しかし、ちょっと穴蔵の匂いがするな。ここで茶を嗜む気になるんだろうか。
Linuxザウルスの容量が6ギガあり、そこに何を入れようかと考えている。消えては困るもので持ち歩いていて嬉しいものということで、これまでデジカメで撮ってきた写真や動画を入れようとしている。それで2002年分まで入れたので帰りのマイクロバスの中で動画の再生テストをしていたのだが、MPlayerとZPlayerを入れたのに再生すると画面が真っ暗になってしまうのである。再起動してみても同じ。どうしてなんだろう。
今回はみんなかなり疲れたようで、ウチの子供たちも帰りの車内では眠っていたようである。バスが帰り着いても、5歳の子が爆睡して起きないようである。私が抱き上げて外に出す。ウチの娘も歩けないと言っているそうなので別の男の人に渡したが、皆様ご苦労さんです。
帰ってすぐに子供たちを風呂に入れて身体を洗う。今日はカミさんも疲れたはずなので魚屋で寿司と刺身を買ってくる。早めに行ったので寿司が3割引になっただけだったが、今日は仕方がない。娘も帰ってきてからずっと腹が減ったと言ってるしな。お土産のミカンを食わせてしのいでいるのだが。
今日は日本シリーズの第2戦。この試合もファイターズの選手に緊張感が見え、1点差で決定打が出ないジリジリした展開。どうも私が観ているとうまくいかないようなので(苦笑)、隣の部屋からチラチラ見るだけにしたらチャンスができるようになってきたみたいである。娘が寝室に行こうと言い出したので、試合途中ではあるが上がることにする。二死二三塁になっているようだったのだが、階段を上っているとテレビの方から歓声が聞こえてきた。ひょっとすると逆転したかな。
娘が疲れているだろうと思って早めに寝室に入ったのだが、今夜も彼女はなかなか眠ってくれない。後から上がってきた息子の方が先に眠ってしまったのだが、そのへんを歩き回っている。いったいどうなっているのだ、キミは。
▲10月23日(月)▼ →
朝起きてニュースサイトで昨日の試合結果を確認する。やはりファイターズが勝ったか。1戦目を見て「ファイターズの選手が緊張しているように見える」と書いたが、中日の選手は「日本ハムは強い」と感じていたようだ。敵地であれだけ緊張した様子だったのに接戦をして1勝1敗だったら、ホームに戻ればかなり勢いがつくんじゃないだろうか。先発投手は落ちるけど、それは相手も同じ。
引き続き通勤中に座れなかったときには携帯で青空文庫から落としてきた「人間失格」(太宰治)を読んでいる。しかしこの、周囲の人間に対するシンパシーの無さというか突き放した感じというか、物事に対する執着の薄さというか、なんだかものすごく共感できるんですけど。やはりオレも、人間失格なのか。
帰りに本屋に寄り、「バガボンド 24」(井上雄彦)が出てるのを見つけて買う。これは新刊を買うべきでしょう。そして支払いを終え、店内を巡回していて「エヴァンゲリオン・クロニクル 8号」が大漁に陳列されている表紙を見て思わす「いいんちょ…」と呟いてしまって周囲を見回す。誰にも聞かれなかったようだ。あー、恥ずかし。
昨日Linuxザウルスで動画を再生しようとして画面が真っ暗になった件だが、調べてみるとMPlayerとZPlayerの他にbvddというものが必要だったのだった。それを入れると再起動されたが、再生できるようになった。しかし、拡張子が「flv」のファイルは再生できない。拡張子が「mov」のファイルも「このコンテンツのリンク先アプリケーションまたはファイルがありません」と言われてしまう。なぜなんだろう。インストールの順番が違ったからか?
「Intelは、IA-32系命令セットアーキテクチャの超低消費電力CPUをフロムスクラッチ(ゼロから)で開発している」そうである。へえ、それはいいですね。Windowsも、そういう低消費リソース版を作ってくれんかなあ。え、それはWindows Mobileだって?
今日は家に戻ったときには21時過ぎだったのだが、玄関に入ると子供たちが寝室から土産を求めてバタバタと下りてきた。母親はまだ上がってないそうである。それに気を取られた隙に猫が外に出てしまった。雨が降り出してるのになあ。
すぐに入れてくれとニャーニャー鳴くだろうと思っていたのだが、私が着替え終わっても声は聞こえない。それでも鈴の音はするので外に出てみると、玄関先にいた。私の姿を見ると逃げたが、しゃがんで呼ぶとやってきたので捕獲し玄関の猫用バスタオルで身体を拭く。そしてそのままカミさんに洗われるのであった。ニャーニャー鳴きながら抵抗するが爪は立てたり噛んだりはしない。
カミさんは私の食事の用意をして寝室に上がっていったが、原稿があるということですぐに下りてきた。階上から娘の泣き声が聞こえる。今夜も眠らないようである。食事をしていると上から息子が呼ぶ声が聞こえてきたので上がってゆくと、今回も娘がオシッコをするということであった。トイレに座らせ、「ご飯食べてお風呂入ったら上がってくるから」となだめて寝室に入らせる。息子も妹に「一緒に寝よ」と言っている。彼もちゃんと「お兄ちゃん」しているようである。
食事を終えても階上でドタドタ音がしている。仕方がないなあ。上がってゆくと、息子はすでに沈没して娘が独りで歌を歌っていた。私が自分の布団に寝ると、「おとーちゃん、だいすき」と言って首にしがみついてくる。まあ、そう言ってくれるだけでいいか。
▲10月24日(火)▼
昨夜は娘と一緒に寝た。彼女はなかなか眠ってくれなかったのだが、眠ってしまうと目覚めなかったようで、ずっと私の隣で寝ていた。おかげで夜中に何度も目が覚めて彼女の状態を確認することになる。布団を被らずにに寝ているので掛けてやると、すぐに嫌がって脇に除けてしまう。暑いのかなあ。隣に寝ている私なんか、夏布団では寒いから冬布団を被ってるくらいなんだが。やはり歳の差か。
今日は3度目の歯医者。右下の奥歯の間に何か(たぶん肉)が挟まって気持ちが悪いのを訴えると、歯の隙間からブリッジの下までキュンキュン削られまた痛い思いをする。「いつになったら終わるんだろう」と思いながら、いつ工具が痛いところに入ってくるかと恐れながら耐えているのは凄いストレスである。肉の繊維をつまんで引っ張り出してくれれば終わりだと思ってたんだがなあ。削られた後でも何か挟まっているような感じは残っている。ということは、あれは錯覚だったのか。
そして今回の本来の目的であるマウスピースの試着である。何となく下顎に嵌めるものかと思い込んでいたのだが、上顎に装着するものであった。なるほど、これだったら唾液が溜まる心配もしなくていいな。睡眠中はつけておくようにということであった。前回の帰り際に料金は6000円程度と言われていたのだが、5000円未満で済んだ。
しかし眠い。なんでこんなに眠いんだろう。昨夜は子供たちと一緒に早めに寝て今朝も7時半まで寝てたのに。やはり娘と一緒に寝ていると眠りが浅いのだろうか。
仕事を終え、Linuxザウルスで日本シリーズの経過を確認しながら帰る。通信機能があると、こういうときに便利だ。携帯で見れるサイトは有料だったり更新が遅かったりするからな。ただ、通信速度が遅いのと注目の試合だからサイトが重いので、表示が遅い。その間に携帯を広げて「人間失格」(太宰治)を読む。ザウルスと携帯を並べて見てるというのも、ちょっとヘンかもしれない。しかも通信してるのはザウルスの方だし。
Linuxザウルスにマルチタスクを同時実行できるようなパワーがあればいいのだが、どうもブラウザをバックグラウンドにしてるとサボってるような感じだからな。通信しながら別タスクでテキストを読むというわけにはいかない。
引き続き通勤中に座れたときは「肉食屋敷」(小林泰三)を読んでいる。試合経過を確認する合間に「ジャンク」を読み終えた。なかなかいい話でしたね。こんな殺伐とした世界でいい話もないもんだが。
ファイターズはは初回に1点を先制されたが、その裏に逆転。しかし、2回以降はドラゴンズが押しているようだ。毎回のようにピンチを迎えているし、攻撃ではほとんど打てていない。またイヤな展開ですな。併殺を取れているのはいい傾向だが。
最寄り駅に着き、カミさんに買い物の用事があるか訊くついでに息子に試合経過を訊く。6回表のピンチは切り抜けたようである。しかし6回から武田久を出して大丈夫なんだろうか。投げさせて2回だろうから、8回は別の投手を用意しないといけないだろう。マイケルは1回限定だろうし。そんな場面を任せられるほど信頼できる投手がいるのだろうか。
家に帰ってテレビで観戦する。8回にファイターズが先頭打者を出した。バントで送って小笠原。左のワンポイントが出てきたが、いきなりデッドボールですよ。監督も「何しに出てきたんや?」という表情だったな。表に岡島が福留に対して完璧な投球をしてまともにバットを振らせなかったのを見ていると、左の中継ぎの差が勝負を決めるかもしれないと思ってしまう。まあ、結果的には敬遠したのと同じなんだが。
しかし、続いて出てきた中里が凄かった。初球を見ただけで「こりゃ打てん」と思ったよ。藤川じゃないが、あんな伸びてる球、打てるわけがない。思った通りセギノールはボールの下を振ってかすりもせずに三振。あれは仕方ないでしょう。
こりゃ9回をいかに抑えるかを考えた方がいいか…とか思っていたら、稲葉がホームランですよ。打たれた瞬間「カーブを投げたらあかん!」と叫んでしまったが、冷静に考えれば私も「こりゃストレート1本狙いでボール2個分くらい上を振るしかないか」と思ってたくらいだからボールになる変化球を投げるのは間違ってはいない。稲葉も「まったく頭にない球種だった」ようだが、それであの球をホームランしてしまうというのは凄いとしか言いようがないな。
そして9回をマイケルが3者凡退に封じて試合終了。しかし、武田久を2回2/3も引っ張ったのが気になるところ。「ウッズに対してベストの投手でいかないといけなかった」というのはそうなんだろうけど、それだったら8回は別の投手に投げさせてほしかった。「あしたのことを考えて起用していない」ということだが。
まあ、「今日は確実に勝って明日は武田久を休ませる」と決めてやってるならそれはそれでいいんだけどね。明日も接戦になって無理して投入して打たれて負けたりしたら、これはもう奈落への道を真っ逆さま…ということになる。そういう馬鹿な采配だけはしないでほしい。広岡氏が監督時代に日本シリーズで強かったのは、そのあたりでシリーズ全体を見て「捨て試合」(と言って悪いなら「無理して勝ちに行かない試合」)を作れたからなんだな。全部取りにいって虻蜂取らずになるというのが負ける監督のパターンだ。
食事を終え、新聞を読もうとしていて気がつくと、猫が台所のテーブルの上に上がって私の残したおかずに被せてたカバーを除けて食べようとしてたですよ。食事中は扉を閉めて廊下に出してたんだが、カミさんと子供たちが風呂に入るときに開けてしまったらしい。また持っていた新聞で引っぱたいて家中を追いかけ回す羽目になる。オレはサザエさんか。まあ、追いつめても反撃してこないというのは偉いといえば偉いんだが。
猫の方が足が速いので居間に逃げ込んでどこかに隠れてしまった。気配を消す能力はさすがである。しかし、追いかけてるときはアドレナリンが出てるから気がつかなかったが、二階まで駆け上がったので太股がパンパンに張ってしまっている。大丈夫なんかいな。
しかし、残したおかずはどうせカミさんが冷蔵庫に入れて忘れてしまってけっきょく捨てることになるんだろうからいいんだが、心配なのは知らないうちに猫が食った残りを私が食わされているんじゃないかということである。私が家に帰り着くのはたいてい家族が食事を終えた後なので、おかずは台所のテーブルの上に置いてあったりするのだ。カミさんは何も被せずそのまま置いてたりするし、猫が台所付近をうろついてるのも気にならないみたいだからな。猫の残飯を食わされてるかもしれないというのは哀しいし健康面でも気になるところなのである。
なんで「未踏ソフトウェア認定事業は、国家プロジェクト。日の丸を背負って、次のビル・ゲイツやセルゲイ・ブリンを目指してほしい」とか言うわけ? すげえ胡散臭いなあ。セルゲイ・ブリンはともかくそれと並べてビル・ゲイツの名前を出すというのは、なんか技術者としての自己実現よりも金儲けした方が勝ち、みたいな感覚が見えちゃうんですけど。「日の丸を背負って」なんて言い方も古臭いよなあ。調べてみるとこの人、もとは通産省の役人でシャープに天下りしたって人間みたいだから、こういうメンタリティになるんだろうな。
▲10月25日(水)▼
ファイターズが2連勝したので今日はGoogle ニュースからスポーツニュースをまとめ読み。一回の二塁送球について、谷繁が「普通あれで間に合う…」と言ってたですか。それでも余裕でセーフだったからなあ。あれだけのベテランの常識を超えていたですか。いかに森本が速かったかということだな。
小笠原が打ったのもよかった。あのフルスイングはどうかと思ってたんだが、「明らかに力んでいた。自覚していた。力を抜いた軽い素振りをして仕切り直した」というのが良かったんですな。しかし、「ジュラルミンのケースに乾燥剤を入れてバットを持ち歩き、スイングすれば1グラムの違いすら判別できる」ってのは本当なんでしょうか。
「札幌市内では試合開始前の午後六時ごろから、潮を引くように街頭から人影が消えていった」のか。昭和時代ならともかく今の時代、そういうことってなかなかないですよ。
引き続き通勤中に座れなかったときには携帯で青空文庫から落としてきた「人間失格」(太宰治)を読んでいる。なんでオレのことを内面まで含めてこんなに知ってるんだろう…って、書かれたのはオレが生まれる前だよ。しかし、今まで何千冊も本を読んできて、こういう他人に恐怖感があるのに好かれてしまうというようなメンタリティを描いた作品を読んだことがないということは、やはりこういう感じ方をしている人間は少数派だということなんだろうかなあ。
今日もLinuxザウルスでニュースサイトにつないで日本シリーズ第4戦の試合経過を確認しながら帰る。金村はランナーは出しているようだが何とか抑えている。ドラゴンズはそういう流れになっちゃってるなあ。ファイターズも点が取れない。これもここまでの流れ通り。そして…やたっ、先取点である。スコアを見て連続長打なんて何かの間違いじゃないかと思っちゃいましたよ。
そこでクリーンアップに回るから大量得点になるかも…とか思ってたら連続死球だって?ケンカ売ってんのか。満塁になってそこで打順は新庄。ここでホームラン打ったらできすぎだよなあ…とか思いながらも期待する自分が。でも、ショートライナーですか。けっきょく無得点。なんだか、よくない雰囲気だな。
家に戻ってテレビをつけると、金村は5回で交代のようである。ええーっ、まだ点を取られてないんですよ。それに、リリーフが打たれて勝利投手の権利が消えたらまた問題に…は今回はならんだろうとは思うが、それでも気まずいことになると思うんだが。
しかも、出てきたトーマスのコントロールがよくない。あれだけ重そうな球なんだから低めを丁寧に突けばいいのに…とか思うが、あんまりそういうことを考えているようには見えない。けっきょくすぐに建山に交代。これもあんまりピリッとしない。二死満塁になって井上がジャストミート。ヤラレタと思った。これで金村の勝利投手が消えるかと。
しかし判定はファウル。スローで見ると、たしかに数センチ切れている。観客の集合意識が念動力を発揮したんじゃないかと思うくらいの際どさである。こういうときは得てして打てないもので、結果は三振。ほーっと息を吐く。しかし、こういう場面になっても武田久を出さない監督は偉い。
建山は7回もピリッとしない。武田久はともかく、なんで押本を使わないんだろう。シーズン中の成績はダントツなんだが。ひょっとして、明日の先発要員なんだろうか。けっきょく走者を残して岡島と交代。彼は昨日も素晴らしい投球をしたから今日も期待できそうだ。そして期待通りのピッチング。こういうピッチャーがいると楽だ。安心して見ていられる。
そしてそのままマイケルにつないでゲームセット。ただ、ヒーローインタビューの途中で中継が終わったのが残念。試合が終わったら切るというマニュアル通りの処置なんだろうけど、このインタビューはある意味、試合よりも中継する価値があるコンテンツだと思うんだけどな。もっと柔軟に考えないと。
オフコースの公式サイトができてたのか。まだまだ商売できるという感じなのかな。しかし、あのDVDがオマケになっちゃうのかい! オレは高価い金を出して買ったんだぞ。許せん。
▲10月26日(木)▼
いやしかし、金村が勝ててよかった。しかし、二死三塁で監督はわざわざマウンドに行ったですか。そりゃドキッとするよなあ。でもそこで「お前の試合だ。福留を敬遠するかどうか決めてくれ」って言われたらやるしかない。
ああー、次勝てば新庄は最後ですか。しかし本当に実現してしまいそうですね。「優勝して終わりたい」って言ったとき、私も含めて外部の人間は彼が言ったこと、誰も信じてなかったと思うんだが、本当に世界を変えてしまったなあ。
そして札幌地区の平均視聴率が41・5%で瞬間最高視聴率57.3%ですか。そりゃすげえ。今日優勝したら、いったいどれくらいの数字が出るのやら。
ニュースサイトには今日の先発はダルビッシュとか書いてあるが、私は押本なんじゃないかと思うなあ。昨日の中継ぎよりも成績は上だしベンチにも入っているようなのに何で投げさせないのかと思ってたんだよな。今日の先発要員だと考えれば納得できる。そうすれば負けてもダルビッシュと八木を中6日で投げさせることができる。無理させるよりもその方が確実だ。アメリカではローテーションを重視するしな。昨日は苦しい局面でも武田久を投げさせなかったし、そういう采配をしているのならヒルマンは素晴らしい監督だ。
今日もLinuxザウルスで日本シリーズの経過を確認しながら帰る。先発はダルビッシュですか。見事に外れましたな。まあ、北海道で決めたいだろうしね。でも先取点を取られている。下位打線に連続四球ってどうよ。
鶴橋のブックオフから出て経過を確認すると…おおっ、追いついてるよ。二塁打を送って投手への犠打ということは、スクイズですか。そして家に戻ると逆転していた。まあ、球場の雰囲気からすると、追いついた時点でもう勝負ありだったかもしれない。セギノールのホームランか。リプレイしてるのを見たが、すげえ厳しい球を打ってますな。あれを打たれたらピッチャーはどうしようもない。そして稲葉のダメ押しホームランが出る。もうこの勢いはどうしようもないな。
次の打者は新庄。ここから先は長く語り継がれる「歴史」になると思うのでHDD&DVDレコーダーで録画を開始。打席上ではもう、涙ナミダである。当然のごとく三振。守備についても目を潤ませている。清原が読売に勝ったときにも思ったが、打球が飛ぶとマズいんじゃないんだろうか。まあ、キャッチボールはできてたみたいだから大丈夫なんだろうけど。
そして今日もマイケルが最終回を締める。新庄がウイニングボールを捕ればドラマチックだなあ…とか思っていたのだが、最後の打球は左中間に飛び、森本が捕ってそのまま新庄と抱擁して号泣。最後まで想像を超えていましたな。
しかしよかった。報道される北海道民の喜びを見るにつけ、チームにとってもファンにとっても、北海道に移転して本当によかったと思う。東映フライヤーズと呼ばれてた頃から見ている身としては、マスコミがバックについた読売と同じ球場を本拠地にしていて「ホーム」や愛してくれるファンなんて無いような状況を思い出すと、「よかった」という感想しか出てこない。
そういう意味では、東京球場が無くなってからフランチャイズを持てず、「ジプシー球団」と呼ばれて流離っていたロッテが「日本一」と言われる千葉のファンを得て昨年の日本一に輝いたのに続く慶事である。ホークスもそうだし、これからは地域密着でしょう。イーグルスも頑張れ。
しかしできうれば、今後チームが低迷しても温かく見守ってほしい。日本一になる確率は12分の1しかないのだから。地方は人口が少なくて余裕がないのか、ブームが去ると寂しくなることが多いのよね。阪神みたいに贔屓の引き倒しになるのも困りものだが。
Linuxザウルスでの動画再生がうまくいかないところがある件だが、今朝上げる日記のリンク先を確認していて、MPlayerのSpecial Kernel版をインストールしてしまっていたことに気がついてしまった。馬鹿だ。
それでも拡張子flvのファイルを実行すると「このコンテンツのリンク先アプリケーションまたはファイルがありません」というメッセージが出てきてまた失敗したかと思ったのだが、再起動すると鑑賞できるようになった。でもaviのファイルがプレイリストに入れなければ再生できない。うーん。
▲10月27日(金)▼
今日は朝から京都に移動して作業。移動中に読みかけている「肉食屋敷」(小林泰三)の「妻への三通の告白」を読み終えた。うーん、ぜんぜん面白くない。読んでいればどこかでガラッと雰囲気が変わるんじゃないかと思って読み続けていたのだが、けっきょく最後までこの調子だった。「ほのぼのとした中の狂気」みたいなものを表現したかったのかもしれないが、いまどきこういうのを読んでも何も感じないなあ。
「肉食屋敷」を中断し、気をとりなおして長時間移動用に持ってきた「空から墜ちてきた歴史」(小松左京:新潮文庫)を読み始める。なぜかこの作品は読んだ記憶がないんだな。宇宙人の視点で人類やその文明を記述するという趣向である。レポートの形式なのでドラマはない。
最初に地球で用いられている単位系の説明がされているが、温度の単位が説明されてないような気がする。そしてああ、このころはまだ冥王星が惑星だったんだ。これも今になってみれば、宇宙人がやってくれば冥王星は惑星には見えないだろうなあと思う。
そうか、時間の単位が60進数なのはそういう理由だったのか。知らなかった。恒星歴って何? Linuxザウルスで百科事典を調べても出てこなかったんだが。
読み始めてみると、やはりフィクションではあるがエンターテインしてない。これじゃあ、小松先生の本が次々に出るものだと思ってるときには読む気になりにくかったかもしれないなあ。寒いマシン室でずっと作業していたこともあり、肩が重く眉間が痛くなってきた。
帰りの電車の中で携帯を見ると、カミさんからメールが来ていた。また猫が行方不明になったそうだ。今回は首輪に彼女の携帯番号を書いていたので、駅の近くから情報があったそうである。しかし彼女が仕事を終えて探しに行くと見つからなかったとのこと。猫のくせに迷子になるのかね。以前実家で猫を飼ってたときには、そんな心配なんかしたことがなかったんだが。
札幌では日本シリーズ瞬間最高視聴率73.5%…ほぼ四分の三ですか。平均でも52.5%、半分以上。いやー、本当に北海道は盛り上がっているようですな。
そういう時期なのに「監督退団、小笠原FA移籍へ」ですか。新庄に加えて小笠原と監督までいなくなるとなれば、こりゃ来年はまったく別のチームですな。まあ、短期間でここまで良いチームを作り上げてきたフロントだから、何とかしてくれそうな気もするが。しかし昨日「これからは地域密着」と書いたが、それだと全国放送の放映権料が入ってくる球団のような高給は負担できない。やはり自前で選手を育て上げるしかないんだろう。
こういうニュースを見るにつけ、若い選手を育て上げてポスティングでメジャーやセリーグの金持ちチームに売るというビジネスモデルもいいんじゃないかという気もしてきた。広島だってタイトルを取るような選手がどんどんFAで出て行ってるが、次々とそれに替わるいい選手が出てきている。優秀な選手を作るのはチーム内での競争もあるだろうが、高いレベルでの出場機会なんじゃないだろうか。主力選手がいなくなっても、代わりの選手はいくらでも出てくる。西岡や森本みたいに若くて優秀な選手がどんどん出てきてチームを日本一に導いている状況を見ると、そういうスタイルも作れそうな気がする。出て行く選手はピーク即ちもう下り坂なんだし。
しかし、小笠原は典型的なパリーグ型の「主砲」なので、セリーグの野球に対応するには苦労すると思うんだがなあ。ああいうタイプのバッターがセリーグでそれまで以上の成績を残した例は記憶にないのだ。
またやっとるようですな、あのハゲオヤジ(いや、自分も同世代なんだが)。0円0円と連呼してるけど、実際はぜんぜんお得じゃない。客を馬鹿にしてるとしか思えないんだが。中立の媒体にこういう記事やこんな記事が載るということ自体、異常なことだと思うんだけどねえ。
▲10月28日(土)▼ →
明日は大阪でイベントがあるので、木根さんが泊まりにいらっしゃる。しかし、猫を撫でるのを楽しみにいらっしゃっているというのに、その猫がいないのである。
夜になって、カミさんはまた探しに行くという。娘もついていくというので一緒に家を出る。今日も弱い雨が降っている。そういえば、雨が降る前に行方不明になっているような気がするな。かなり時間が経ってカミさんから電話が入った。見つかったそうである。昨日目撃情報があった駅の近くではなくて、まったく違う方向のマンション近くで名前を読んだらニャーと鳴いて出てきたそうだ。
猫は帰ってきて足を洗われると、すぐに木根さんに挨拶をしている。ぜんぜん警戒していない。まったくそういうことだから行方不明になるんだよ。ちょっと痩せたようである。目の状態がそれほど悪くなっていないようなので一安心。
そしてまたすぐに私の膝の上に乗ってくる。しかしこの猫、頭が縦縞で身体が横縞なのである。その境目がどうなっているのか注意して見ているのだが、うまくごまかしてあるので(おい)よくわからない。身体の縞と脚の縞も直交してるんだが、その境目のところも微妙だよなあ。
貼ってみた「Amazonおまかせリンク」だが、どうもあまりお利口さんではない。ページの情報量が少ないときは意外性のある商品を宣伝してたりするのだが、文字数が増えてくると処理できなくなってくるのか「〜の日記」みたいな本しか表示されない。ヘッダのキーワードしか見てないんじゃないのか。はっきり言って面白くない。Google AdSenseでも試してみるかなあ。国内口座も指定可能になってるみたいだし。
▲10月29日(日)▼ →
息子に起こされた。9時半である。そういえば、今日は晴れていればお義母さんが娘を遊びに連れて行ってくれるとか言ってたな。娘に食事をさせ、着替えさせてカミさんの実家に連れて行く。そして昼過ぎに息子をソフトボールに送り出せば、家の中は私一人だけである。それでも一日を終えてみると、結果的には何もできてなかったりするんだが。
猫はカゴの中でずっと寝ている。さすがに丸一日以上外で過ごして疲れたか。昼過ぎになってニャーニャー言い出したので餌をやる。しばらくしてまたニャーニャー言い出したので見ると食器が空っぽになっていた。餌を追加。
カージナルス世界一ですか。よかったねえ。斉藤もそうだったが、田口も本当に野球が好きな選手だと思うのだ。彼の努力は本当に報われてほしいと、ずっと思っていた。レギュラーの保証をしてくれとか何をしに行くのかわからないようなことを言う選手もいるのに、通訳もなくあの競争の激しい世界で下積みから這い上がってきてついにはナンバーワンのチームに一員になったんだから。
しかもポストシーズンで4割の打率を残し、優勝を決定した試合にスタメン出場して勝ち越しののホームを踏んだ(王手をかけた試合でも決勝のホームを踏んでいる)というんだから凄い。そしてそれが亡き師との最後の約束だったのか。世界一になったWBCの中心だったイチローもそうだったが、彼も仰木監督の下で野球をやってたんだよな。
お義母さんから電話がかかってきたので、自転車に乗って娘を迎えに行く。娘は改札の向こうから私を認めると「おとーちゃーん!」と言いながら駈けてくる。しゃがんでそれを受け止める。自転車に乗せるときも彼女は小さな紙包みを持って離さない。タオルを買ってもらったんだそうである。
カミさんの帰りはかなり遅かった。彼女が疲れているだろうということで、夕食のおかずを魚屋に買いに行く。行ったときには閉店間近だったので寿司や刺身は半額になっていたのだが、買うべきものはほとんど無くなっていた。ちょっと悔しい。日曜日はもう少し早めに行くべきか。
▲10月30日(月)▼
日米野球辞退続出ですか。ノムさんも大変だ。監督に期待するしかないというのもなあ。
やはりシーズン後に勝負に関係ない試合が多すぎるね。東西対抗なんて、もうやらない方がいいんじゃないの。みんなギリギリのところでやっているんだから。
韓国シリーズはサムスンが優勝ですか。これでアジアシリーズの出場チームが出そろったことになるか。今年はどの国でも圧勝で余力を残して出てきているようなので、闘いが楽しみだな。私はアジアシリーズを応援します。
今日は朝一番から船場の客先で打ち合わせ。いつもより早く家を出る。昼前に終わったので心斎橋のブックオフに寄って帰社する。さすがに昼休みの時間では難波までは歩いて行けない。昼食は例によってマクドナルドで300円コース。
仕事を終えて帰りに鶴橋のブックオフに寄り、「大阪タイムマシン紀行」(小松左京:PHP研究所)を見つけて買う。小松先生がバリバリ作品を書いておられた頃は、こういう分野の本はフォローしてなかったからな。新作が期待できなくなった今となっては、こういう本も貴重だ。毎日ブックオフに寄っていてよかった。そして、この本に記述されている大阪に住んでいることにも感謝できればいいが。
「時をかける少女」の評判がいいので「デジモンアドベンチャー」を観てみようかと思い立った。それで帰りにレンタルビデオ屋に寄ったのだが、ポケモンやムシキングはあってもデジモンはない。別の店も探してみるか。ついでに階下にある本屋の店内を廻っていたら、文庫売り場で薄汚い作業服を着たオッサンが座り込み、平積みになってる文庫本の上にマンガを広げてノートに内容を書き写している。人通りの少ない文庫売り場まで雑誌を持ってきてるんだな。そんなことするんだったら買えよ。買わないんだったらせめて内容は覚えろよ。何を書いているのかと見ると、「リーチが2回」とか書いてある。パチスロか何かの攻略法なんだろうか。
ナンバーポータビリティで受付が停止してしまった件で、「ソフトバンクがWebサイトなどで「新料金プラン好評につき、多くのお客さまの申し込みが殺到したため」と説明していることについて、両社はソフトバンクから受けた説明と異なると抗議。」ってえのはどういうことなのかね。情報がちゃんとトップに上がってないのか、それともトップが意図的に嘘をついているのか。どっちにしろダメなんじゃない。しかも『一部のショップで「システムダウンの原因がドコモやau側にある」と案内された』って…
それで突っ込まれたら値下げするってのは、やっぱり客を馬鹿にしてるとしか思えない。0円0円と繰り返せば馬鹿が飛びつくとでも思ってたんだろうか。多少汚いことをしても儲かれば勝ち…というような世の中はイヤだねえ。
▲10月31日(火)▼
Linuxザウルスを買ったときの還元ポイントは今月中に使わなければならない。「デジモンアドベンチャー」を買おうかとも思ったのだが、やはり日本のアニメは高価い。2000円くらいだったら買うんだけどなあ。
しかも2枚のクーポンを1つの注文に使えないので、2つに分けて買わねばならない。2000円と1000円ちょっとじゃ、やっぱり「デジモンアドベンチャー」は買えない。送料を無料にするためには、1000円ちょっとの残額を使うためにも1500円以上買わねばならない。
けっきょく、2000円で「キャットウォーク」(けろりん)と「蔵人 1」(尾瀬あきら)と「蔵人 2」、残りで「タップ」と「空中都市008―アオゾラ市のものがたり」(小松左京)を買うことにする。「キャットウォーク」については、私はこの人の絵のファンだから1冊は買っておきたかったのだ。同人CD-ROMまで買っちゃったくらいだし。「蔵人」は、どうせ買うのならということですな。
「空中都市008」は小松先生の名前で検索して見つけたのだが、古本屋でも見たことがないからな。「タップ」については…DVDは買っても観る時間がないんだけどなあ。事実、最近買ったやつはぜんぜん観てない。
今朝、通勤中に携帯で読んでいた「人間失格」(太宰治)を読み終えた。第三者が主人公の手記を「昔の話ではあったが、しかし、現代の人たちが読んでも、かなりの興味を持つに違いない」ということで発表したという設定になっているが、さらに発表された時期から半世紀以上経った今でもテーマ的にはまったく古びていないと思う。他の人にはどうか知らないが、私にとっては非常に切実感のある内容であった。
往きに電車に乗っていると、ベビーカーを押した女性が乗り込んできた。こういうのやカートを引きずって乗ってくる客の近くに立つのは嫌なんだよな。隅っこに移動させて邪魔にならないようにしようという意図が見えればまだいいのだが、このお母さんも自分が隅の安全なところにポジションを取り、その前にベビーカーを置いて他の客との障壁として使っているような形になっている。子育てが大変なのは理解できるんだが、出勤時の満員電車に乗ってきてこれじゃあなあ。私はベビーカーに押され、後ろには若い男が座った足元に大きな荷物を置いてそれに副うように伸ばしている脚があるので後ろには下がれない。ストレスである。
家に戻ると、猫は玄関で丸まって鼻を鳴らしている。元気もない。鼻の疾患が悪化したかなと思ったのだが、カミさんによると今日はじめてシャンプーしたんだそうである。風邪を引かなきゃいいんだがな。
人口減少時代へ突入しましたか。まあ仕方ないですなあ。これだけ子育てがしんどい時代になっちゃうと。そもそも地方では子供を産めない状況になりつつあるし。先日の妊婦が受け入れ拒否された件もそうだが、みんな頭がよくなって、みんなが自分の幸せを追求するから、けっきょくみんな不幸になってるような気がするのはオレだけか?
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