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9月21日(祝)
今日は休日出勤して本番直前を迎えている現プロジェクトに最後のご奉公。そして例によって終電ギリギリまで作業をする。ただ、今日は休日ダイヤなので、終電は平日と同じだったと記憶してはいるが確信がない。インターネットで終電の時刻を調べる余裕もなかったのである。

終電に間に合わなければ別ルートで帰らねばならなくなる。定期券が使えないのであまり考えたくはないのだが、最悪の事態も想定しておかなければならない。改札のところで確認しようと思っていたのだが、駅員がいない。電車が来たのでホームに下りる。最後尾のドアから出ている車掌さんに訊くと、最終1本だけ連絡しているということだった。想定通り。でも、Linuxザウルスでアニメを観るのは無理だな。

電車を降り、自転車で家に向かって走っていると、他の自転車に追い抜かれた。私を抜いていくのはスポーツタイプのものが多いのだが、これはふつうの自転車のようだ。しかし、前を行く運転者の背中を見て驚いた。「大阪府警」その下に「POLICE」と書いてある。お巡りさんですか。さすがに体力がありますなあ。

ふつうの人なら敬遠するところかもしれないが、私は後ろに付いて風除けにさせていただく。しかし、すぐ問題点に気がついた。前を行く自転車が、横道があるたびに(小さな道でも)速度をほぼ停止するまで緩めて側方を確認するのである。車間距離をできるだけ詰めて張り付いているので、そのたびに追突しそうになる。さすがに模範運転をされてますなあ。



9月22日(祝)
息子が背が伸びたとか言っている。彼の身長を(テープを貼って)記録している柱の前に立たせると、明らかに背が高くなっている。昨日は右脚の付け根が痛いと言っていて明日は父の墓参りなのに行けるんだろうかと心配していたのだが、今日はかなり痛みも和らいだという。やっぱり成長痛だったのか。

娘が祖母の家から帰ってきて隣の部屋でテレビを点けたので勉強中の息子が怒っている。それで居間のテレビは彼女に明け渡し、私は寝室で本を読んでいるはずのカミさんとスキンシップしようとして「恥丘をさわる〜、君を抱いて〜」とか歌いながら上がってゆく。しかし、あえなく撃退され、寝かされてしまうのであった。

明日は父の墓参りに私の母と行くので、娘は祖母ちゃんに渡すんだと言って絵を描いている。描き上げると封筒を寄越せと言うのでカミさんが渡すと、「おばあちゃんへ」と宛名を書いている。ひらがなを覚えているところだから間違ってる字もあるが、彼女が書くとデザインっぽくなるから不思議である。息子のときは、単に「乱雑な字」にしか見えなかったんだがな。

封筒の裏に自分の名前を書くと娘は、封じるところに「〆」を書きたいという。そして糊で封をしたいという。手渡すんだから不要だと言っても聞かない。強情なことである。



9月23日(祝)
今日はの墓参りで京都に行く。今年は母だけでなく弟も店が休みだということで参加することになっている。行かなくてもいいと言ったのだが、カミさんも参加するという。去年より1人増か。

自転車に分乗して駅に向かう。電車に乗ると息子は吊革に楽に手が届くようになったとアピールしている。鶴橋からJRで京都に行くには一度大阪で降りたほうが1人あたり180円も安くなるので(JRの料金体系はセコい)大阪駅で改札を出る。カミさんが飲み物を買うというので、階段を下りたところにマツモトキヨシがあったのを思い出して行ってみる。これもトータルで100円近くおトク。

新快速は1本見送るつもりだったが、ホームに上がったときに停まっていた列車がバラバラになれば座れるくらいに空いてたので、それに乗ることにする。子供たちが並んで座り、私とカミさんが別々に座ったのだが、新大阪でカミさんの隣が空いたので移動する。息子が不満そうな顔をしているので代わろうかと言うと彼は私と座りたいんだそうである。そうこう言っていると、子供たちの向かいに座っていた女性の2人連れが替わってくれるという。すみませんねえ。これで家族4人ボックス席である。

京都駅に着いて弟の携帯に電話すると、彼らも1本早い便で着いたところだった。今日は参加者が6人になるので、タクシー1台には乗れない。息子が車酔いするということで、私と息子は電車で移動することにする。

寺の最寄り駅に着いて地上に出ると、道路は車がスイスイ走っている。カミさんたちが乗ったタクシーは裏道を駆使して移動したそうだが、その必要もなかったんじゃないだろうか。我々はかなり歩いた。カミさんが一緒だったら絶対に文句タラタラだったな。

お参りは例年通り。エレベータで地下に降り、宗派に属する寺ごとに設置されている納骨ユニットを開けて仏具を出し電熱式の香炉をコネクタに挿して焼香する。宗教も時代に適応するのである。

昼食は、母が一昨年に行った中華バイキングが良かったということで河原町に向かう。私もあそこが良かったと思ってたんだ。2時間で食べ放題ということで貧乏人根性が出てしまう。胃壁がピンピンに張りつめているのがわかる。最後には胡麻団子半分、一口分を口の中に入れることがどうしてもできなくて、娘に食べていただく。

その娘だが、まったくと言っていいほど食べない。体調が悪いわけでもなさそうなんだが。表情が硬いので、緊張しているのか?

食事が終わり、弟と息子をカラオケに誘う。弟とはまだカラオケが普及していない20代の頃にステレオをガンガン鳴らして狂ったように歌っていた仲だし、息子は学校で音楽の時間に誉められたらしいし前回一緒に行ったときにも上手かったから、対決させてみたい。カミさんは娘と先に帰ると言うが、母は一緒に来るという。

タクシーからレストランに移動する途中で「カラオケ」という看板を確認していたのでそこに行ってみたのだが、エレベータで上がってみると閉まっていた。怪しい雰囲気の雑居ビルの奥だし、昼間には営業していない種類の店のようだ。開いてなくて幸いだったかも。

さて困った。このあたりに土地勘のある人間がいない。4人で立ち往生である。カラオケを提案した身としては、非常に気まずい。最後の手段で携帯で「河原町 カラオケ」と入力して検索してみる。「河原町蛸薬師上る」という住所のところがいちばん近そうだ。阪急の駅が四条河原町だということは、河原町通りというのはあの南北方向の大きな道だろう。「蛸薬師」というのは四条の少し南だったような記憶があるので、みんなを待たせて探索に行ってみる。すると思ったより近いところにありましたよ。ハイテクモバイル通信機器と京都の千年を経た都市計画の有難さである。

探索についてきた息子を現地で待たせて母と弟を迎えに行く。ああよかった。ふつうのカラオケボックスのようである。けっこう混んでいるようで、しばらく待たされた。カラオケってこういう時代になってもけっこう流行ってるのね。

それで狭い部屋に4人で入ったのだが、機器の操作方法が分からない。タッチパネルで操作性を良くしたつもりのようだが、目的の機能がどこにあるかわからなくて直感的に操作できない。機能も多すぎるな。カラオケだけに絞ったほうが良かったんじゃないだろうか。かなり時間を無駄にした。

それで歌いだしたのだが、息子は歌える曲が探せないという。私が2人分の検索を行うことになる。しかし、どうも息子の調子がおかしい。私と2人で行ったときにはさすがに私の父の孫だと思った記憶があるのだが、声を張って歌えてない。けっきょく私と弟が叫びまくってただけだったような気がする。

帰りの電車の中で弟はブルーレイレコーダで録画したという番組をPSPで観ている。ヘッドフォンの片方を息子に渡したので私も対抗してLinuxザウルスを出し、反対側の耳に入れる。息子は考えていいのか笑っていいのかわからないと言っている。50前後の兄弟がこういうことをしているのは珍しいだろうか。

今夜は息子と一緒に風呂に入ったのだが、彼に「父ちゃん、身体たるんだねえ」と言われてしまった。ショックだ。カミさんには現状のほうがいいと言われているのだが、やっぱり痩せるべきだろうか。



9月24日(木)
今年は今まで夏休みが取れなかったし休日出勤もしているので、来週の火曜日まで休むことにしている。連休と重なって長い休みになってしまった。個人的には出勤日が細切れになってくれる方がいいのだが。

今日明日は1人でゆっくりできるかと思っていたのだが、朝から息子がしんどいと言っている。体温を測らせると、37度あるそうだ。平熱は35度台だということなので、微熱があるということだな。寒気がするということなので、葛根湯を飲ませる。朝食にパンを食べさせてから再度測ると37.1度。登校の準備をしてから測ると37.4度。こりゃ休んだ方がいいですね。ベッドに入らせ、学校に休む旨の連絡を入れる。

そして私も眠いので眠っていたら出がけのカミさんに起こされる。女帝様の命令によりかかりつけの小児科をWebから予約すると、10時15分診察の予定で受け付けられた。10時前になってそろそろ起こさねばならないかと思ってたら、息子が下りてきた。着替えさせ、自転車に乗せて小児科に向かう。

待合室はそれほど混んでいなかったのだが、かなり待たされた。受付番号と予定時間から逆算すると15分で4人くらい診察する計算のようだから、遅れるのも当然か。まあ、(感染力の強い病気で)裏口から出入りしてる患者もいたようだから、待合室の人数だけではなかったのだろう。

診察室に入って病状を言ったのだが、高熱が出てから1日経たないとインフルエンザかどうかの判定はできないという。けっきょく抗生物質と消炎鎮痛剤を処方されて、明日も高熱が出てるようなら来るようにということであった。

近くの小学校から運動会の練習をしている声が聞こえてくる。息子があれは何だと訊くが、キミも去年まではあの音を出す側だったのだよ。とはいっても「こちら側」にはいなかったから、自覚がないのは仕方ないか。

今日は休みで子供たちが寝るときに家にいるので、私が彼らと一緒に寝室に入る。娘にきつねものがたりを読んでやる。1章分読んでやると彼女はもっと読めと言う。息子も自分の分まで読んでやれと応援である。けっきょく、2章ぶん読まされた。

階下で歯を磨くなどして自分が寝るために寝室に上がると、誰かが私の布団に寝ている。誰かと思ったら(最近は娘もデカくなって暗闇では一瞬で判別できない)息子だった。娘が見つからないので手探りで彼女を探す。身体は見つかったが顔がどこか判らない…と思ったら、頭からタオルケットを被っていたので除けてやる。

息子の位置をずらして空いたところに寝ていると、いきなり彼が「息できへんやないかあ!」と叫んだ。よっぽど強烈な夢を見てるのかと思ったら、2人とも起きていて娘が彼の腹の上に乗ってきたらしい。早く寝ろ。



9月25日(金)
ここしばらくは休みなので夜は娘と一緒に寝ている。だから朝に目覚めると横に彼女が眠っている。パジャマを着た娘というのは良いものである。ふわふわのパジャマに包まれた柔らかい身体がちょうど腕の中に収まる。シャンプーや石鹸のいい匂いがするし。一緒に寝てると、こんなに幸せな思いをしていいんだろうかという気持ちになる。

息子は今日も体温が36度台だといって休んでいる。まあ、インフルエンザではなかったようだが、今日も一人で自由というわけにはいかないなあ。

息子には朝食はパンを食べさせたのだが、昼食は今まで食べたことのないラーメンを食べたいというので、近所のディスカウントストアに買い物に出る。まあ、伊藤園の「お〜い お茶 緑茶」の2リットルボトルが139円で4本買えたからいいか。

カミさんが帰ってきてDVDを観始めたので、寝室に上がって息子の横で寝ようとしたら彼は階下でカミさんが娘に言った「タイ焼き食べる?」という声に反応して下りていった。仕方がないので独りで寝る。

起きると「お〜い お茶」を安売りしていたディスカウントストアの閉店前。もう一度行ってみるが、すでに売り切れていた。まあ、しゃーないか。

土井正三氏死去だそうである。V9メンバーでは初めてになるのかな。ON砲だけでは勝ち続けることはできなかったのは当然で名バイプレーヤーではあったが、指導者としては晩節を汚しましたなあ。イチローの打法を理解できなかったのはよく言われていることだが、監督として実績を残せなかったんだから、何を言われても仕方がないだろう。個人的にはエースや四番打者よりもこういう野球をよく知っている人がチームを指揮するべきだと思っていたので余計に。

イチローに関しては、成功体験が邪魔をしたんでしょうなあ。やはりそれまでの常識を覆すような天才を見いだすには、仰木監督のような破天荒な指導者でなければ無理だったのか。



9月26日(土)
今日は休日のある週の土曜日なので、カミさんは仕事。息子は熱が下がったので学校に行っているが、娘が休みなのでお世話しなければならない。例によって彼女を耳鼻科に連れて行く。

家に戻り、咲-Saki-の第24話「夏祭り」を観る。を観る。おおっ、部長さんの湯上がりパジャマ姿じゃ〜! 激ラブリーである。はあはあ。

ほう、今度は合同合宿ですか。オープニングやエンディングに登場させていたことでも予想できたことだが、地方大会で登場させたキャラクターたちはまだ「使える」ということですな。

続いてCANAANの11回目「彼女添」を観る。やはりハッコーさんさんは薄幸なひとだった。こう書くと演歌みたいだが、そうなんだから仕方がない。

長期間休むので、今日は散髪に行くことにしている。カミさんが帰宅してから出かけるが、1050円の店は閉まっていた。日曜日が休みのようなので土曜日は開いてるんじゃないかと思ってたんだがなあ。それで1500円の店に行き、帰りに寄ったスーパーで伊藤園の「お〜い お茶 緑茶」の2リットルボトルが139円だったので4本買って帰り、本数制限がなかったのでもう一度往復してさらに4本追加購入する。ラッキーである。



9月27日(日)
今日はカミさんが飛行機で東京のイベントに行ってるので子供たちのお相手である。午前中にスーパーに偵察に行くと昨夜の伊藤園の「お〜い お茶 緑茶」が残っていたので、6本購入して帰る。重い。

大問題発生である。居間のテレビが点かないのだ。リモコンで電源をオンオフすると、インジケータが赤と緑(娘は黄色と言っている)に変化するはずなのだが、赤のままなのである。リモコンから信号を送信したときに本体で「プツン」と音がするので、リモコンの問題ではない。電源をオンにしようとしてできてないようなのである。メインのHDD&DVDレコーダーが接続されているので、これは困る。

何としてもHDD&DVDレコーダーで録画した化物語は観たい。必死で考えた結果、ネットdeモニターで画面をコントロールしながらネットdeダビングパソコンに転送し、パソコン上でCMカットするしかないという結論に至った。

ググってみると、「MPEG Streamclip」というソフトで不要部分のカットができるようだ。しかも、エンコードしなおさなくてもフレーム単位の編集が可能だという。素晴らしいことである。

それで11回目の「つばさキャット 其ノ壹」と12回目「つばさキャット 其ノ貮」を観たのだが、ひたぎにあれだけ苛められるなんて、なんという羨ましいヤツなんだ。とか思ってたら、ラストではさらに羨ましいことになってるし。まあ、肉体関係はしばらくお預けだというのはお気の毒だが、その前の段階に時間をかけるというのも良いものである。どうしてもムラムラきたら駿河クンに替わりを務めてもらえば…(コラ! < でも望んだらさせてくれそうな気がする < あると思います < でもひたぎ様にバレると殺されるな < いや、死ぬよりも怖い目に遭いそうな < でもそれも羨ましいかも)

しかし、なんでエンディングに星に関する歌詞がついてるんだ…とか思ってたんだが、こういうコトでしたか。ヤラレました。私の負けです。以前に、ひたぎ様はツンデレとは違うんじゃないかと書いたことがあるが、あの様子を見てると分類学上はやはりツンデレに分類した方がいいんじゃないかという気もしてきたのであった。



9月28日(月)
引き続き今日も休みを取っている。イベント明けなのでカミさんも休み。子供たちは学校と保育所なので2人でイチャイチャしようと思ったのだが、買ってきた同人誌を読むからと拒否される。腐女子にとってはパートナーよりも同人誌の方が大事なのであるなあ(号泣)。

相変わらずテレビは点いたり点かなかったり。それでまたHDD&DVDレコーダーに録画した番組をパソコンに転送して編集しようとしたのだが、編集ソフトが読み込んでくれない。LPモードでは駄目なようだ。困ったもんである。

そうすると、やはりHDD&DVDレコーダーでCMカットを行うしかない。いちおうネットdeモニターのウインドウ上にはカウンターが表示されているのだが、こちらは本体と同じ数値がリアルタイムで表示されるので数秒遅れて表示される画像とは同期しない。そこで思いついた。画面上にタイムバーを表示させれば、それは表示されている内容と同期している。それでチャプターを打つべきシーンの切れ目の位置がわかる。それから本体のカウンターを見ながら巻き戻してそのポイントで止めればいいのだ。余計に時間がかかるが、何もできないよりはマシである。

今日は近所にあるスーパーの特売日なので、カミさんの買い物に従者として同行する。まずは娘がガチャポンをするといっているので、彼女のお供である。同じ建物内にある100円ショップでスケッチブックを買ってやる。娘はお絵描きに「ぱちんこのかみ」(裏の白い広告)を使っていたのだが、我が家は新聞を取らなくなったので不自由しているようなのである。家に戻ると娘はバリバリ描いている。すぐに消費してしまいそうな気がしてきた。カミさんには、「コピー用紙の方が単価は安いのに」と言われてしまったのだった。



9月29日(火)
休暇は今日まで。なんだか、ほとんど一人で過ごせなかったように思えるのは気のせいだろうか。昨夜も子供たちと一緒に寝たのだが、夜中に横で眠っていた娘が「うんうんうんうん」とうなされている。「どうした?」と訊いても眠ったままである。目が覚めないなら大丈夫っだろうと思っていたのだが、何度かめに「あついー」と叫んだ。暑かったんですか。扇風機の前に彼女を移動させ、電源を入れる。

夏休みの最終日なのに録画した番組の消化はぜんぜん進んでない。何でなのかよくわからない。遅まきながらバスカッシュ!の25回目「アバヴ・ザ・リム」を観る。これでもかこれでもかと盛り上げてくる。今まで張ってきた伏線が集中してきてますなあ。あとは、ナヴィがどうなったか気になるが、最後に登場するとしたらどうやって月まで来るんだろうか。今まで観てきたことが無駄ではなかったと感じさせてくれるだけで、もう作品としては成功である。

今日は電気屋をテレビの修理に呼んでいる。10時に電話をかけたら「いま出てるので」ということだったのだが、今から行くという電話があったときには17時近くになっていた。電気屋さんもけっこう忙しいのね。まあ、工事とかもやってるようだから、そちらの方が好調なんだろう。

家の前に車が停まったので出てみたら、カミさんが娘を連れて帰ってきたのだった。すぐ後に電気屋さんの車がやってきた。予想通りデジタルテレビへの買い替えを勧められる。たぶんリレーの故障だと思われるがそれを交換しても他の部品も老朽化しているのでいつまた壊れるかわからないという。10年以上前の機種だから部品の保管期限も過ぎてるだろうしなあ。

ウチはギリギリまでアナログで通すつもりだったのだが、壊れたのなら仕方がない。考えてみれば、録画せずに流し見してるだけならアナログよりもデジタルの方がキレイだろう。そう考えて、テレビをデジタルにしてもHDD&DVDレコーダーのアナログ受信環境を維持できるか訊いてみる。とにかくHDD&DVDレコーダーの環境が現状のまま残せれば、極端なことを言えばあとはどうなってもかまわない。それは可能だということであった。そうであればテレビのデジタル化に障害はない。

となると、問題は価格である。街の電気屋さんでは限界があるだろうなあ…とか思いながら交渉を始めようとすると、パソコンを見ていたカミさんが32インチで49,500円とか口走り、電気屋のにーちゃんを絶句させる。おいおい、ちょっとは空気を読んでくれ。向こうもこういう事態を想定してメーカーのカタログと店のカタログを持ってきていた。メーカーのカタログは「定価」が書いてないので、こういう場合には役に立たないそうである。そうか、今はそういう時代なのね。

で、カタログを見てみると、やはりインターネット通販とはかなりの価格差がある。そりゃ当然だな。実際に店を構えて人を雇っているコストというのは相当に大きいからな。インターネット通販に客を取られて売り上げが減れば、さらに利益を乗せなければ立ち行かなくなる。他の電気屋のチラシがあれば考慮するし、実際の値段は調べてみないとわからないというので、後で連絡してもらうことにする。けっきょく、街の電気屋さんも在庫を持たずに「時価」で商売するようになってるのね。まあ、時代の変化に対応しようとすればそうなってしまうだろう。

デジタルのテレビ信号を受信する装置を導入するのは初めてだし、ケーブルテレビから信号を受けているので、通販で安く買っても自分で設定する自信がない。ケーブルテレビ環境の構築もここの店でやってもらったので、できればお願いしたいのだが。アンテナ線が室内に引き込まれていて繋ぐだけなら自分でもできるんだけどね。アナログテレビを増設したときでさえここのお世話になったし。でも、数万円の開きがあると難しい。最適解は、ネットで購入して有償で設置してもらう、というあたりだろうか。そういう作業に数万円もかかるとは思えないし。



9月30日(水)
今日からまた仕事。出勤時には、休暇中は中断していたエンド・ゲーム―常野物語恩田陸)をまた読み始める。あらためて読んでみると、やっぱり巧いなあ。このリアリティは凡百の作家とは一線を画している。引き出しに入っているシーンの蓄積がすごいんだろうなあ。私なんかだったら数ページも描いたら自分の中身が空っぽになっちゃうような気がするんだが。ふだん、どういう感じで周囲を観てるんだろうか。

自分がふつうの人間と「違っている」というのは魅力的なテーマだが、それをネガティブなのに蠱惑的に描いているのがたまらない。昔からこういうのが好きなのよね。

職場に着いて始業前に洗面所でウガイをするため口を開けると、右耳の中で何かが裂けるような感覚があった。続いて何かが流れ出してくるような感じ。出血したのかとも思ったがそうでもないようだ。鼓膜でも破れたのかと思ったが、右耳は聞こえているみたいだし耳の出口に近いところだったような感じだし。忙しいから週末まで医者には行けそうにないしなあ。とか思っていたのだが、その後はとくに悪化するようなことはなかった。

なんか、隣の席に座ってる奴の携帯に地震情報のメールが届いたとか言っている。Googleで「地震」と入力して検索したら、最上部に地震速報が表示された。へえ、最近はそういうことになってるのか。目に見えないところで機能を増強してるんだなあ。どこぞの見栄えを変えることでしかアピールできない会社とはえらい違いだな。

今日は休暇明けなのでリハビリのために早く帰ろうかと思っていたのだが、仕事が溜まっていることもあっていきなり終電で帰宅することになる。電車を降り、コンビニで雑誌をチェックして店を出るともう夜半過ぎ。家に向かって歩いていて、何か忘れているような気がした。たしか今日は夜に歯医者を予約していたんじゃなかったっけ。診察券を出してみると、やはり20時受診予定になっていた。ああ、電話連絡もしなかったよ。携帯のスケジュールに登録しようと思ったが帰宅してからと思って、そのまま忘れていたのが最大の敗因だな。私には記憶力というものがないのだ。

今日は帰りにLinuxザウルス大正野球娘。の9回目「誤解の多い料理店」を観る。いやー楽しい。使い古されたパターンではあるのだが、この面子でやってくれればまた面白い。これは、この世界を構築した時点で勝ちだな。王道だけになおさらである。三郎君、可哀想。でも、手もつなげないくらい純情で、将来子作りなんてできるんだろうか。まあ、それだけに喜びも大きいだろうとは思うけど。

しかし米国人の先生がベースボール用語も日本語発音だというのはおかしくないか。まあ、学生たちの耳にはそう聞こえているんだと思うべきか。


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