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▲1月11日(祝)▼
年が変わって新番組が始まっている。今日は休みなので、それらをチェックして過ごす。まずは「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の1回目「響ク音・払暁ノ街」である。音楽がテーマのようだしキャラデザを見て「けいおん!」の柳の下のドジョウを狙った作品なんじゃないかと思ったのだが、劇場版かと見紛うほどのクォリティである。当たると予想されるから予算が多くついてるのだろうか?
続いて「バカとテストと召喚獣」の1回目「バカとクラスと召喚戦争」。私はそれほど面白く感じなかったのだが、息子がえらく喜んで観ている。まあ登場人物は彼と同世代だし彼はゲームによるランク付けといのが好きだからな。
新番組ではないのだが、「ささめきこと」の最終回「CALLING YOU」は一人でじっくりと観る。ずいぶん地味な終わり方でしたな。まあ、そのあたりがこの話らしいといえばそうかもしれない。
最後は「デュラララ!!」の初回「開口一番」である。予告を見てけっこう期待してたんだが、かなり想像していた内容と異なっている。学園モノじゃないのか? ちょっと話の流れがブッ飛びすぎてるというか、好みの方向ではない。息子は「ヤバそうな話やなあ」とか言いながら観てたんだが。
Googleから手紙が来た。なんだろう。このサイトを見て「あなたを採用します」なんて話はありえない。というか、Googleに個人情報を渡したのはadsenseの登録をしたときくらいだから、その関係だろうか。でも、ネット上だけの付き合いのはずだと思ってたんだが。
開けてみると、やはりadsense関係のようである。5000円の金券が入っていたので、「adsenseでプレゼントしてもらえるのか!?」と思ったら、どうもadsenseに出稿しませんかという話のようだ。私ゃべつにネット上で商売なんかしてないから、そんなモノは要らないよ。送る相手を間違えてるんじゃないの。無差別に絨毯爆撃ってのはGoogleらしくない。紛らわしいことはしてほしくないなあ。Microsoftがこういうことをすれば、ボコボコに叩きそうな気がするが(苦笑)
息子は夜中になっても明日までだという宿題をしている。インフルエンザで休校した影響で年が明けて今までにも授業はあったのだが、冬休みの宿題は本来の始業式である明日に提出すればよかったそうなのだ。思っていたよりも量が多かったようだ。私が娘と寝室に入るときにもまだやっていた。そういえば、私も中学時代に夏休みの宿題を始業式の前日にやろうとして徹夜できず眠ってしまい、けっきょくウヤムヤになってしまったことがあったような。
▲1月12日(火)▼
鞄を背負うためのベルトを固定していた接合具が壊れた件だが、昨日100円ショップに行って金属製のカードリングを買ってきている。9個も要らないんだけどね。これで繋ぐことはできないかと思いついたのである。それで今朝から使用しているのだが、すこぶる快調である。壊れる前はすぐに外れていたのだが、今は外れないから背負うときに後ろ手に探って嵌めなくてもいいし。もっと早くこうすべきだったか。
今日は朝から人間ドックを受診する。毎年のことだが、最大の問題はバリウムの排出である。とにかく、家のトイレではバリウムは出したくない。帰宅するまでに出してしまわねばならない。例年なら検査を終えて下剤を飲み指定された店で軽食を食べ終わる頃には第一陣が出てこようとするはずなのだが、今回は何の予感もない。これはヤバいかも。
医師との面談まで時間があるので大阪駅前ビル地下の金券ショップを廻り、スルッとKANSAIの2000円が1960円で最も割引率が大きかったので3枚購入。ついでに古書店街も通ったが、以前ほど古本屋に萌えは感じない。あれは一時の熱病みたいなモンだったのかなあ…などと通路に出されている特価本の書棚を眺めながら歩いていると、私の脳が何かのパターンに反応した。
よく見てみると「未来からのウインク」(小松左京:青春出版社)である。私は小説しか買ってなかったから、こういう本は持ってなかったりするのよね。しかも150円。だから古本屋は面白い(変節)。
軽食だけでは量が少なすぎるので例年ならその後にマクドで300円コースなのだが、今年は半額で売っていたパンを買っていたのが余っていたので、100円が50円になっていたのを2個持参している。しかし、地下街では座って休める場所がない。地上に出ようかと思ったら、雨が降っているようである。仕方がないので、エスカレータの下の空いている場所で立って食べる。
道端でパンを齧っているホームレスのオッチャンと、食事に使える金額はそれほど変わらないということですな。甲斐性がないくせに子どもを作るとこういうことになる。菓子を買うために阪神百貨店の前で数十メートルも並んでるほど時間と金が余ってる人たちもいるのになあ。
そしてバリウム排出のため水分を摂取しなければならないので、ファミマで緑茶の1リットル紙パックを買う。半分は持ち歩いているペットボトルに入れ、残りは歩きながらストローで飲む。
医師との面談で測定値を見る。昨年よりも多少は改善しているようだが、腹囲は要治療ギリギリ。コレステロールも薬の服用が必要なレベルだそうである。まあ、これからは洋菓子を食べるのは控えるか。ヨーグルトも無脂肪のものにしろと言われたが、脂肪が少ないと旨くないからなあ。
それよりも心配なのはCPKとかいうものである。去年までよりも何倍も増えている。筋肉が破壊されると増えるものだそうで、「何か運動されました?」と訊かれてしまった。いや、娘の買い物はキツかったが、筋肉を酷使したわけじゃなかったからなあ。心筋梗塞とかの心配はないということだったが、脳の病気でも増えることがあるらしい。これは少し心配。でも調べてみると脳梗塞とかそういう場合のようなので、他の症状は無いから大丈夫だろう(楽観)。
自社に戻っても下腹部には何の予感も無かったのだが、冷やした緑茶を1リットルもガブ飲みすると、ようやく第二波がやってきた。しかし、洋式の水洗トイレで、何度流しても白く濁った水が逆流してくる。自分の家のトイレがこういう状況になったらと思うとゾッとしますな。
今日は帰りにLinuxザウルスで「宙のまにまに」の9回目「高校天文ネットワーク」を観る。またまた美少女登場!とか思ったら他校の部長さんですか。既知のキャラクターのようだから前回の終わりで登場したのかな。しかし、天文部の部長副部長が女性なんて、ありえねー(理系の心の叫び)
今回も朔クン、モテモテですなあ。羨しい。こういう性格の女性も好みだなあ…とか思ってたら、本命はこちらの部長ですか。それこそありえねー。というか、私のような虚弱理系男子の希望の星なのか? まあ、私はすでに結婚できてるから関係ないんだが。
家に戻り、夕食の用意をするついでにとテレビを点けたところで異変に気がついた。…なんだか、ずいぶん気分が悪い。目眩か? テレビの画面を見ていてカメラの視線が動くだけで船酔いしてるような気分になる。こんなに気分が悪いのは久しぶりだ。やはり脳が破壊されているのか。でも痺れとか感覚の異常はないしなあ。
何か腹に入れて抗欝薬を飲まねばならないので、必死の思いで立ち上がって少量の夕食を摂る。横になってテレビを見ながら回復を待とうと思ったのだが、それでも気分が悪い。今日は人間ドックを受診したので風呂に入らなければならないと思っていたのだが、この状態ではどうしても無理だ。やっとの思いで身を起こし電気器具のスイッチを切って寝室に上がる。
まあ最悪の場合、明日の朝に家族が起きて冷たくなってる私を発見することになるんだろう。「眠るように昇天する」というのは理想の死に方かもね。
『DVDもコメント付で再生する、「ニコニコDVD」開始』というニュースが。やるなあ。テレビを見ながらお喋りするのって楽しいからねえ。それをみんなでDVDを見ながらネット上で仮想的に実現するというのはまことに面白いソリューションであります。
▲1月13日(水)▼
昨夜気分が悪かったので腹痛が来たらどうしようと思っていたのだが、どうやら家を出るまで便意を催さなかった。家でバリウムを出さなくてよさそうだ。ホッとする。そして今朝も職場に着くと冷却した緑茶を大量に飲み、バリウムの排出を促す。すぐに出た本日の第一弾は、白い塊が少し混ざっているだけだった。しかし水を流すと、その塊が便器の底に残る。これも自宅のトイレだったらと思うとゾッとする。困ったもんである。
夕方になっても追加出力されないので、ミネラルウォーターの2リットルボトルを買ってきて1時間ほどで呑み干す。しかし、出ない。もう大量の冷えた水を摂取しても効かなくなってきてるのか?
今日は帰りにLinuxザウルスで「宙のまにまに」の10回目「いっしょに」を観る。やっぱり、みーちゃんのお父さん、亡くなってたんだ。まあ、この展開だったら誰にでも予想できそうだけどね。しかし、このお父さん、私に似てるような気がする。すると私も早死にするのか。いやそれよりも何よりも、娘がみーちゃんみたいなイタいタイプには育たないでほしいぞ。
しかし、流星群の極大期といっても、あんなに大量に流れることは滅多に無いんじゃないかと思うんだがな。
家に戻って今シーズンの新番組のチェック。まずは「聖痕のクェイサー」だが、「舞-HiME」シリーズの吉野弘幸氏が関わっておられるということで期待していたのに、完全に期待外れだった。ちょっと観ただけで志が低いんじゃないかと感じてしまう。とても最後まで観ることができなかった。
「おまもりひまり」だが、ただ一言。「レベルが低い」。これも途中までで観るのが辛くなって中止。
それから「はなまる幼稚園」。うーん、びみょぉ〜。子供が可愛ければもう少し我慢して観てみようかという気になると思うんだが、肝心の子供の造形が不気味。これも観続ける気にならない。
前クールは豊作だったのだが、今期は不作かも。
「ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ」というニュースが。うわわ、一等星として見えるほど近くにある恒星がそういう状態になっているとは。「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」というのはエキサイティングだ。なんか妙なモノが飛んでくる危険はないんでしょうか。
「日航年金 決着 年金解散案、OBに即効」だそうです。脅されてやっと同意しましたか。あー、情けない。それでも「ババ引くのは庶民…日航OB年金は減額も保護へ」なのよね。しかし、7円、というのはすごい数字だ。まあ、こうなると紙クズになるのは目に見えてるからな。しかし、日航の株を持ってる人って、何を考えて買ったんだろう。私なんて、乗客として乗るのも遠慮したいくらいだったんだが。
▲1月14日(木)▼
今日は帰りにLinuxザウルスで「宙のまにまに」の11回目「それは白い雪のように」を観る。おーい、観測ドームの中じゃ、暖房しちゃいけないんだぞ。空気が不安定になっちゃうんだぞ。…とか言ってるうちに、大変な事態になっております。人間って、なかなかしぶといけど、こういう状況になるとコロッと死んじゃったりするのよね。
でも、やっぱりこの作品は星々への愛にあふれている。毎回ツッコみながら観てはいるが、その点だけは確かに認めざるを得ない。アニメのコンテンツが商品として評価されることが多くなっているこういう時代においては、描く対象への愛は、もっとも大切なものの一つである。そりゃ、金がなけりゃ何も始まらないし、無料で見せてもらっていて、そういうことを言える立場じゃないんだけれど。
『「これ以上、検閲を容認しない」 グーグル、中国からの全面撤退も視野』、『検閲に「抵抗」、中国衝撃…グーグル撤退検討』だそうである。かなり面白い状況になっている。もともと「Googleは中国政府の要求に屈した」ことには疑問を感じていたのだが、それが「中国の人権活動家のGmailアカウント」に対する『「高度に組織化された」サイバー攻撃』によって堪忍袋の緒が切れたというヤツですかな。『グーグル:中国での自主制限を一部解除 「検閲」に対抗か』というニュースも。やれやれー!
『こんにゃく入りゼリー「窒息事故高い頻度」…食品安全委評価報告書』というニュースが。「あめ類と同程度」なんだったら、餅や飴も販売を自粛すべきですな。まったく過剰反応としか思えない。というか、数人死んだだけで売れなくなっちゃうんだったら、自動車なんか即刻販売中止すべきなんじゃないだろうか。
▲1月15日(金)▼
今日は帰りにLinuxザウルスで「宙のまにまに」の12回目「星空ループ」を観る。ぶ…部長さん、で…でえとだ。近江さんと、でえとだ。うがあ、なんと羨ましい! シリーズ開始当初にファンだった「着痩せする」夜来さんよりも彼女は好みのタイプ、ナンバーワンの座を射止めているのだ。
ああ、まるで自分が近江さんとデートしているようだ。なんていい雰囲気。自分のことじゃなくても幸せな気分になってしまった。ありがとうございますっ。
しかし、本当にこれは、「良質な」作品でございました。
「ジャストシステム創業の浮川夫妻が新会社をスタート」というニュースが。もう、一太郎やATOKは終わりだな。ひとつの時代が終わったという感じがする。
▲1月16日(土)▼
昨夜もコタツに入ったまま気を失っていた。寝室に上がって眠ろうかと思って時計を見ると、そろそろカミさんが起きてくる時刻である(今日は仕事なので)。そのまま起きてカミさんをお迎えする。しかしカミさんを送り出すと、また気がついたら眠ってしまっていた。息子が起きてきたので目が覚めた。時計を見るともう午である。娘を起こして耳鼻科に連れて行かねば。
息子は、ご飯がないのでパンでお茶漬けをするとか言っている。食パンをちぎって茶碗に入れ、お茶漬けの素をかけてお湯を注いでいる。なんか、いかにもマズそうなんですけど。当初は機嫌よく食っていたが、途中で手が止まってしまった。かなり食うのがツラそうである。まったくアホなことを。
耳鼻科から戻ると、息子はしんどいとか言ってグダグダしている。私が掃除を始めると、いなくなってしまった。洗濯物を干しに2階に上がると、彼は自分の布団で眠っていた。しんどいというのは本当だったのね。パン茶漬けを食ったせいではないだろうとは思うが。
カミさんの職場で「デュラララ!!」が話題になっていたというので、2回目の「一虚一実」を観る。この女の子はどこかで見たような…とか思ってたら、前回で拉致されてた娘ですか。前回と同じ日の出来事を彼女を中心に描いてるようですが、ひょっとして特定の一日を複数の視点から描くという趣向なんでしょうか。そういえば、イワクあり気なキャラクターがチラチラといっぱい出てきてるよな。
カミさんは階上のオタク部屋に上がってしまった。子供たちは居間の隣でテレビを観ている。私がパソコンをいじっていると、娘が「はいたー」と言う声が聞こえてきた。息子が嘔吐したようだ。行ってみると、何の流出対策もなく呆然とコタツの上に吐いている。
私が状況を確認して彼らのところに向かっている間にも、何のアクションもせずさらに続けて吐いているのでゴミ箱を渡してそこに吐かせる。
もう中学生なんだから事前に察知してトイレで吐くとか、せめて第二波はビニール袋とかゴミ箱に吐くとかできないのかね。娘は描いていた「さるかに合戦」の紙芝居が濡れてしまったと言っている。あれは力作だったのにねえ。
気分が悪いと言いながら何でボケッとテレビを見ているのかね。強制的にテレビを消して、寝室に入るように言うのである。
『メジャー「世界ドラフト制度」導入を検討』というニュースが。ってそれは日本や韓国や台湾とかのチームも参加できるんですか? なんだか自分たちのことしか考えてないような雰囲気なんすけど。
▲1月17日(日)▼
昨夜は娘と早めに寝たというのに、今日も起きられない。私の布団で寝ていた娘が起きるというので一緒に床を出る。すでに昼近い。息子はすでに起きてテレビを見ていた。ケロッとしている。昨夜の醜態は何だったんだ。
夕方に明日の昼のサイドメニューを買いに行く。夕食までに帰らねばならないので、まだ19時にもなってない。まだ安くなってないかと思っていたのだが、100円の生野菜系サラダが半額で売っていたので買う。それだけでは申し訳ないのでもう1品パンか野菜ジュースかヨーグルトでも買おうと思ったのだが、それらもまだ安くなっていない。困って店内を廻っていたら、「伊右衛門」の2リットルボトルが138円で売っていた。おお、ラッキーだ。1人2本までだったので2本購入。
レジで金を払って出口に向かっている途中でミカンが198円で売っているのを見て、家にストックが無くなっているのを思い出して追加で買う。ミカン購入は私の担当ではないんだけどね。カミさんがミカンの味にうるさいのである。でも、小腹が空いて耐えられなくなったときはミカンを食えばコレステロールはそんなに増えないだろう。
夜になって何気なくテレビを点けていたら…えっ、小林繁氏が亡くなったってぇ!? ええっ、あの、小林繁さんですよねえ。引退してまだそんなに経ってないような気がするんだが。ニュースによると、日ハムの1軍コーチになったところだったらしい。だったら、急死ということになりますか。
あちこちで語り尽くされてることではあろうが、読売がドラフトのルールを強引に曲解して(しかも巨人ファンのコミッショナーの「強い要望」で)江川を入団させたときに、その代償として放出されたのが彼だったのだ。つまり、江川が獲得できたらオマエは要らんと言われたわけですな。端から見てても「非道い話や」と思った記憶がある。
しかし、彼はそれに負けなかった。その年は沢村賞を獲り、読売にはなんと8戦全勝! 男だったねえ。
たぶん誰も覚えてないと思うが、明石家さんまは彼の投球フォームの物マネで売り出したんだったか。
▲1月18日(月)▼
穴が開いていた自転車の前カゴだが、完全に裂けてしまった。鞄を入れていても横から落ちてしまう。もうそろそろ本体の寿命が来ているのに金をかけて付け替えるのもなあ…とか思っていたのだが、先日買ってきたカードリングを使えばこれもパッチできるのではないかと思いついた。今朝家を出る前に、金網のまだ破れてないところ同士を結びつける。強い力をかけるのは憚られるが、大きな物を入れられる程度には復旧した。「9個も要らない」とか言っていたが、複数入っていてよかったと思ったことであった。
引き続き通勤中に「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」 (創元SF文庫)を読んでいる。本日の出勤時にロバート・F・ヤング氏「時が新しかったころ」を読み終えた。…う〜ん。困った。宇宙人とか時間旅行が出てはくるが、果たしてこれはSFと呼んでよいものなのであろうか。だいたいが、地球人だって容姿や文化は様々なのに、火星人が容姿もモノの考え方もヨーロッパ系アメリカ人そのものって、どういうことよ。
たぶんこの結末を描きたかった(そしてそれが受けた)んだと思うんだが、途中からミエミエだったしなあ。なんかスペオペを読んでるのと同種の脱力感を感じる。
「旧き良き時代のSF」ということなのかもしれないが、それ以前の時代のウエルズとかの方が、もっと深く考えて作品を創ってたぞ。やっぱり「SF」というフォーマットに乗っかって漫然と書いてるだけで、SFのスピリットが無い人なんじゃ…ほんとうにこの人の作品が日本のオールタイム・ベストの常連なんでしょうか。
今日は帰りにLinuxザウルスで「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の2回目「初陣・椅子ノ話」を観る。「ストライクウィッチーズ」のように女の子ばかりの小隊の話のようだが、こちらは今回まででメンバーが一挙に登場してきたのでどう説明してくれるかお手並み拝見…とか思ってたのだが、いっぺんに頭に入ってしまった。お見事。キャラが立ってるねえ。
家に戻ると、実家から母が送ってくれた眼鏡が届いていた。掛けてみてショックを受けた。見えない。どうしたんだろうと思ったら、少し視線を動かすとクリアに見えた。どうも、ある特定の距離にあるものを見るときには、レンズの特定の部分を通して見なければはっきり見えないようなのである。言うなれば「スイートスポット」が狭い。
これまで使っていた眼鏡も遠近両用だったはずなんだが、レンズの上の方と下の方で見え方が違うなんて意識したこともなかった。それだけ遠距離と近距離での差が大きくなっているということなのだろう。たしかにレンズの下の方で見れば(今まで細かい字は眼鏡を外して眼をくっつけなければはっきり見えなかった)パソコンの画面はドットまでクッキリと見えるが、ある程度以上の距離だと今よりも見にくい。これは、かなり慣れが必要だな。
『職場で無駄が多いと思う経費、トップは「役員報酬」』だそうで。わっはっは、やっぱりみんなそう思ってるんだな。
『今度の「LOOX U」はスーツの胸ポケットに入る』というニュースが。一瞬「おっ!」と思ったが、やっぱりXPの方が(動作が)軽くてエコだよなあ…とか考えていたら「プリインストールOSを32ビット版Windows 7 Home PremiumからWindows XP Home Edition(SP3)に変更した低価格モデルも用意される」ですか。でもやっぱり画面解像度が低くても(質量が)軽い方がいいなあ。メモリが2ギガというのは魅力だが。
…とか物欲に支配されてたら、昨日に続いて今日も訃報が。「日本初のSF同人誌創刊 作家の柴野拓美さん死去」。「宇宙塵」を主宰したということは、私も含めて日本SF界への恩義は計り知れないですね。氏の訳された作品は私も読ませていただいた。ご冥福をお祈りいたします。
そして訃報がもう一つ。『武宮敏明氏88歳、「巨人の鬼寮長」逝く』。「武宮寮長」というと「巨人の星」にも出てきた記憶があるくらいだから、本当に長い間、あのチームを裏から支え続けていたということなんだろうな。合掌。
▲1月19日(火)▼
ベッドの下段に寝ている娘の寝息がゼーゼー言っている。熱はないが、カミさんは明後日あたりから忙しくなるので今日は休んで医者に連れて行くそうである。
久しぶりに出勤時にポケットティッシュを配っていた。しかも2日続けて。今回はフィットネスクラブ。やはり消費者金融業界は苦しくなってるのね。
今日は帰りに電車の中でLinuxザウルスで「ひだまりスケッチ×☆☆☆」の1回目「真っ赤点/ようこそ ひだまり荘へ」を観る。前作からの勢いである。どうも今シーズンは不作のようだからね。しかし、難しいタイトルだなあと思ってWikipediaで調べてたら、前作は2期目だったのね。なんで最後に「×365」と付いてるのか不思議だったんだが、そういうことだったのね。
しかし、「前作からの勢い」と言いながら、この雰囲気は和むなあ。他人の部屋なんだけど、アットホームで、この適度な距離感。私もこういう雰囲気の中で暮らしてみたいが…料理ができないからなあ。
彼女らにも下級生ができて新しい入居者が入ってきました。今年の新人は可愛いね。私が会社の寮に住んでた頃にはこういう感じじゃなかったよなあ。
しかし、キャラのデフォルメがさらに進んでいる。さすがにこれは、やり過ぎなんじゃないか。
かと思うと、今シーズンは次の年度の話ですか。前作が1年間の出来事をランダムに描いてたので、そういうもんだと思い込んでたな。どうやら、今回は時系列に話が進みそうな雰囲気である。
家に戻って新番組のチェック今日は「おおかみかくし」の1回目「嫦娥町」である。なんで男子もセーラー服なんだ?男女の区別をしないという教育方針なのか。「11eyes」の制服も妙だったし、最近のアニメ(というか、原作のゲームか)のセンスはよくわからない。まあ、可愛いね女の子が何人かいるから、もうちょっと続けて観てやるかな(それか)
「ビンラディン合成写真…無断でスペイン議員の顔使う」というニュースが。なんで内部で似た人間を探さなかったのかね。「反米姿勢で知られる」ということだから、嫌がらせか?
▲1月20日(水)▼
娘は昨日医者から帰ってからずっと眠っていたそうである。今朝も微熱があるようだ。カミさんも2日続けて休むのは難しいというので今日は病児保育に行っていただく。
昨夜も遅くなってしまい京橋のダイエーに寄ったときには野菜系の総菜はただ1つ中華総菜のコーナーにニガウリの炒めものが売っているだけだったのでそれを買ったのだが、やっぱり苦い。
あんまり火を通してないこともあり、まるで食べられるのを拒否しているような苦さである。食べている途中で修行みたいな気分になってきた。人類はよくこんなモノを食うようになったもんだな。まあ、飢えれば何でも食べてみようとするんだろうけど。
ここ半年ほどの録画した番組は観尽くしてしまった。それで今日は帰りにLinuxザウルスで「マクロスF」の1回目「クロース・エンカウンター」を観る。実に細かいところまで作り込んである。それは、画面だけでなく世界観の隅々までも。
…ただ、ランカがちょっと大根か。
なんてことを考えながら京橋駅ホームのベンチに座って観ていると、不快な匂いが。見ると、煙草を吸いながら一心に携帯の画面を見つめている若い男が横に座ってきた。
ニッカポッカというのかな、あの裾の広がった土方用のズボンを履いている。いかにもアタマが悪そうだ。
足元に鞄を放り出して転がっている。頻繁に煙草を弾いて灰を撒き散らしている。たぶんTPOとか認識するほどの知能もなさそうだから、自分の家でもこういう感じなんじゃないかな。一緒に暮らす人間なんているんだろうか。まあ、家族がしっかりしてたら、こんな風には育たんだろうが。
よく見ると、椅子の上にウンコ座りをしている。とうぜん靴は脱いでない。知らないであの後に座ったらと思うとゾッとしますな。
風向きが悪く、煙が流れてくる。どうにも我慢できない。息を止めるのも限界に達し、席を立つ。しかし、なんでホームはこんなに人でいっぱいなんだ。
かなり待って、やっと電車が来た。乗るときに後ろを振り返ったら、あの男はいなくなっていた。とか思ったら、私の後ろから乗り込んできた。何なんだ、いったい。しかも、今度は大声で電話している。なんでわざわざ電車に乗るときに通話を始めるかね。
電車は、次の駅で扉を開けたまま発車しようとしない。「…のお客様が…」とかいう車内アナウンスが。なんで特定の客のためにダイヤを乱すんだよ。やっと動いて乗り換え駅で降りると、「…のお客様がいらっしゃいましたので車内点検を行います」とか連絡放送が。伝染病でも発生しましたか。
降車駅に着いたら、雨が降っている。今日は厄日か。これじゃ自転車では帰れないな。またホームで待ち、引き返して別の線に乗り換え、回数券を買って最寄り駅まで行く。
『エコカー補助:米国車も対象に 「排除」批判に配慮−−経産省』というニュースが。あー情けない。何でこういうことに「配慮」するかね。元はといえば、連中が日本のルールに合わせないからじゃないか。右ハンドル車を作らなくて「日本で売れないのは非関税障壁だ」とか言ってたのと同じ。ああ腹が立つ。
逆に野球では日本も「公式球を“世界基準”に統一へ」ということだそうだ。まあ、こうすべきでしょうね。「1社に統一」というのは、ちょっと問題があるような気がするけど。「ローリングス社製に反発係数などを近づけたボール」にするんなら、1社にしてしまうことはないんじゃないかと思うんだが。あと、反発係数だけじゃなくて、サイズや表面の状態も近づけてね。
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